子どもの予防接種の受け方

更新日:2024年11月18日

 予防接種は、感染症を予防するためワクチンを接種し、その病気に対する免疫をつくることを目的としています。

 予防接種には、法律に基づいて市町村が実施する定期接種と、接種者の希望により受ける任意接種があります。なお定期接種については、それぞれ対象となる病気、ワクチンの種類、受ける年齢、期間などが定められていますので注意しましょう。

 事前に医療機関に電話予約をしてください。医療機関には母子健康手帳を持っていきましょう。予診票は病院に備え付けてあります。

(注意)接種費用は無料です。

BCG

対象者

生後12ヶ月未満

接種回数

1回

不活化ポリオ(IPV)

対象者

生後2ヶ月~90ヶ月(7歳半)未満

接種回数

初回:生後2ヶ月~12ヶ月未満に3回

追加:初回(3回)終了後12~18ヶ月未満に1回

四種混合(DPT-IPV) 1期

・ジフテリア 
・百日咳
・破傷風
・不活化ポリオ

対象者

生後2ヶ月~90ヶ月(7歳半)未満  

接種回数 

初回:生後2ヶ月~12ヶ月未満に3回

追加:初回(3回)終了後12~18ヶ月未満に1回

三種混合(DPT) 1期

・ジフテリア 
・百日咳
・破傷風

対象者

生後2ヶ月~90ヶ月(7歳半)未満    

接種回数

初回:生後2ヶ月~12ヶ月未満に3回

追加:初回(3回)終了後12~18ヶ月未満に1回

二種混合(四種混合の2期)

・ジフテリア
・破傷風

対象者

11歳~13歳未満

接種回数

1回

麻しん風しん(MR) 

対象者

1期:1歳~2歳未満

2期:5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間

接種回数

各1回

水痘ワクチン

対象者

生後12ヶ月~36ヶ月未満

接種回数

初回:生後12ヶ月~15ヶ月未満に1回

追加:初回終了後6~12ヶ月未満に1回

子宮頸がん予防ワクチン

対象者

小学6年生~高校1年生相当の年齢の女子

平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性(令和7年3月まで)

接種回数

1回目を0ヶ月として

サーバリックス:2回目は1ヵ月後、3回目は6ヵ月後

ガーダシル:2回目は2ヵ月後、3回目は6ヵ月後

シルガード:2回目は2ヵ月後、3回目は6ヵ月後 

                     (15歳未満は2回目を6ヵ月後とし、合計2回接種とすることも可。)

 

詳細は下記の「子宮頸がん予防ワクチンについて」をご覧ください。

ヒブワクチン

対象者

生後2ヶ月~60ヶ月(5歳)未満

接種回数

・生後2ヶ月~7ヶ月未満で接種を開始する場合

 初回:27日以上の間隔で3回接種

 追加:3回目終了後7ヶ月以上の間隔で1回接種

・生後7ヶ月~12ヶ月未満で接種を開始する場合

 初回:27日以上の間隔で2回接種

 追加:2回目終了後7ヶ月以上の間隔で1回接種

・1歳~5歳未満で接種を開始する場合
 1回

小児用肺炎球菌ワクチン(20価)

対象者

生後2ヶ月~60ヶ月(5歳)未満

接種回数

・生後2ヶ月~7ヶ月未満で接種を開始する場合

 初回:27日以上の間隔で3回接種

 追加:3回目終了後60日以上の間隔で生後12ヶ月以降に1回接種

・生後7ヶ月~12ヶ月未満で接種を開始する場合

 初回:27日以上の間隔で2回接種

 追加:2回目終了後60日以上の間隔で生後12ヶ月以降に1回接種

・1歳~2歳未満で接種を開始する場合

    60日以上の間隔で2回

・2歳~5歳未満で接種を開始する場合

 1回

<ワクチンの種類について>

令和6年10月より「20価ワクチン(プレベナー20)」が定期接種の対象となりました。また、それに伴い「13価ワクチン(プレベナー13)」の定期接種は終了となりました。13価ワクチン(プレベナー13)で接種を開始している場合は、20価ワクチン(プレベナー20)へ切り替えて接種してください。

これまで「15価ワクチン(バクニュバンス)」で接種を開始している場合は、同一ワクチンで接種を完了することが原則となります。

定期接種の対象者、接種回数、接種間隔等はこれまでと同じです。

予診票は各医療機関に配布しております。接種を希望される方は接種可能な医療機関を下記よりご確認の上、各医療機関にお問い合わせください。

 

日本脳炎

対象者

    生後6ヶ月~20歳未満    

回数

1期3回、2期1回

対象者要件等については生年月日により異なります。

 

詳細は下記の「日本脳炎予防接種について」をご覧ください。

B型肝炎

対象者

生後12ヶ月未満

回数

3回

1回目から27日以上の間隔をおいて2回目を接種後、1回目から139日以上を経過した後に3回目を接種

 

詳細は下記の「B型肝炎予防接種について」をご覧ください。

ロタウイルスワクチン

定期接種対象者

接種当日に恵庭市に住民登録がある、令和2年8月1日以降生まれのお子さん

※(注1)令和2年8月1日以降に生まれたお子さんであっても、令和2年9月30日以前に接種をした場合は任意接種となり、費用は自己負担になるためご注意ください。

※(注2)令和2年7月31日までに生まれたお子さんについては全て任意接種となります。

回数

ワクチン名

ロタリックス

ロタテック

接種時期

出生6週0日後から24週0日(※1)まで

出生6週0日後から32週0日(※1)まで

どちらのワクチンも、初回接種を生後2か月から出生14週6日までに受けることが推奨されています。(標準的接種期間)

接種回数(間隔)

2回接種(27日以上の間隔をあける)

3回接種(27日以上の間隔をあける)

接種後に注意すること

どちらのワクチンも、接種後(特に1~2週間)は腸重積症(※2)の症状に注意し、症状が見られた際には、すみやかに接種した医療機関を受診してください。

 

※1   年齢は、生まれた日を「0日」として数えます。また、1週は「0日から6日まで」として数えます。

その他

  定期接種化される以前に任意接種としてロタウイルスワクチンの接種を受けたことがある対象者のお子さんは、既に接種を受けた回数分について定期接種として接種を受けたものとみなされますのでご注意ください。

(例えばロタテックの場合、1回接種済の場合は残り2回、2回接種済の場合は残り1回が定期接種の対象となりますが、3回接種済の場合は定期接種の対象外となります。)

 

詳細は下記の「ロタウイルスワクチンの定期接種開始のお知らせ」をご覧ください。

五種混合ワクチン

・ジフテリア 
・百日咳
・破傷風
・不活化ポリオ
・Hib感染症

対象者

生後2ヶ月~90ヶ月(7歳半)未満  

接種回数 

初回:生後2ヶ月~12ヶ月未満に3回

追加:初回(3回)終了後12~18ヶ月未満に1回

 

詳細は下記の「五種混合ワクチンの定期接種が始まります」をご覧ください。

ご注意

接種に当り、小学生以下の方は保護者の同伴が必要です。
事情により保護者以外の方(接種する方の健康状態をよく知る祖父母等)が同伴される場合は委任状が必要になりますので、あらかじめ委任状の用紙を医療機関又は保健センターから取り寄せ、必要事項に記入、押印のうえ、接種の際に医療機関にご提出ください。
委任状の用紙は以下の「予防接種委任状様式」からダウンロードもできます。

なお、中学生以上の方も原則保護者同伴が必要ですが、あらかじめ接種することの保護者同意が確認できた場合は保護者の同伴を要しないことになっていますので、保護者が同伴できない場合はあらかじめ予診表を医療機関又は保健センターから取り寄せ、保護者が保護者署名欄に記入のうえ、接種の際に医療機関にご提出ください。

接種実施医療機関

市外での予防接種を希望される場合

恵庭市内に住民登録があり、やむを得ない事情で、市外の市町村や医療機関で予防接種を受ける場合には、予防接種を受ける市町村や医療機関に市が発行する「予防接種依頼書」を提出しなければ受けることができません。

受け方につきましては、下記の「市外で予防接種を受ける場合」をご覧ください。

長期療養を必要とする疾病により定期予防接種を受けられなかった場合

 予防接種法の改正により、長期療養を必要とする重篤な疾病にかかったこと等により、やむを得ず対象年齢内に定期予防接種が受けられなかった方への接種の機会が特例措置として確保されています。

詳細は、下記の「長期療養を必要とする疾病により定期予防接種を受けられなかった方へ」をご覧ください。

予防接種健康被害救済制度について

予防接種には、多くの重い感染症などを防ぎ、社会に蔓延させないという非常に大きな利点(メリット)があります。一方で、極めてまれですが、他の医薬品と同様に、接種後に副作用(副反応)が起こり、場合によっては重い症状に至る危険性(リスク)があります。

このため、予防接種法に基づく定期の予防接種(定期接種)後に重度の副反応によって健康被害が発生した場合には、国からの救済措置を受けられる制度があります(注意:任意接種はこの制度の対象外です)。

詳しい内容につきましては、下記の「厚生労働省ホームページ」および下記の「ご存じですか?予防接種後健康被害救済制度」リーフレットをダウンロードしてご覧下さい。

関連情報

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健課

電話 :0123-25-5700
ファックス :0123-25-5720
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