子宮頸がん予防ワクチンについて

更新日:2024年02月06日

子宮頸がん予防ワクチンとは

 子宮頸がんを引き起こす主な原因と言われている発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。

ワクチン

2価ワクチン(サーバリックス)

子宮頸がんおよびその前がん病変の発症に関係しているHPVのうち、2種類(HPV16、18型)の感染を予防するワクチンです。

4価ワクチン(ガーダシル)

子宮頸がんおよびその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、尖圭コンジローマなどの発症に関係しているHPVのうち、4種類(HPV6、11、16、18型)の感染を予防するワクチンです。

9価ワクチン(シルガード)

子宮頸がんおよびその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、尖圭コンジローマなどの発症に関係しているHPVのうち、7種類(HPV16、18、31、33、45、52、58型)の感染を予防するワクチンです。(令和5年4月1日から公費助成開始となりました。)

対象

・小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子

・平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性(令和7年3月まで)

回数

●2回または3回接種

2価ワクチンは初回接種から1ヶ月後に2回目接種、初回接種から6ヵ月後に3回目接種

4価ワクチンは初回接種から2ヵ月後に2回目接種、初回接種から6ヵ月後に3回目接種

9価ワクチンは初回接種から2ヵ月後に2回目接種、初回接種から6ヵ月後に3回目接種
(※15歳未満については初回接種から6ヵ月後に2回目接種として、合計2回接種とすることも可能。)

副反応

頻度10%以上

注射部分の痛み・発赤・腫れ

頻度1~10%未満

発熱、注射部分のかゆみ・出血・不快感、頭痛

頻度0.1%~1%未満

注射部分のしこり、手足の痛み、筋肉が硬くなる、下痢、腹痛、白血球増加

頻度不明

失神・迷走神経発作(息苦しい、息切れ、動悸、気を失うなど)

 重い副反応として、アナフィラキシー反応などの過敏症状、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎などが現れることがあります。

診療体制について

 子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防ワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関については、下記よりダウンロードしてご覧ください。

子宮頸がん予防ワクチンの接種を受けるに当たって

 これまで、予防接種を受けるに当たっては、保護者の同伴が必要となっておりましたが、中学1年生から高校1年生に相当する13歳以上のお子様については、「子宮頸がん予防ワクチンの接種を受けるに当たっての説明」の記載事項を読み、理解し、納得してお子様に予防接種を受けさせることを希望する場合に、本説明書に自ら署名することによって、保護者が同伴しなくてもお子様は予防接種を受けることができるようになりました。(説明書に保護者同意の署名が必要です。)
 説明書は、あらかじめ医療機関からお受け取りいただくか、下記よりダウンロードのうえ、ご自身でプリントアウトしてください。
 なお、ご自身でプリントアウトされる場合は、可能な限り両面印刷をお願いします。 

【最新の情報は、厚生労働省ホームページ(下記のリンク)でご確認ください。】

 また、接種を希望する方については、以下の「HPVワクチンリーフレット」を参考に、ワクチン接種の有効性及び安全性等について、十分理解していただいた上で接種してください。 

北海道子宮頸がん予防ワクチン総合相談窓口について

(1)副反応が生じたことによる医療や生活の悩みに関すること

担当部署:保健福祉部感染症対策局感染症対策課

  連絡先:011-204-5253

(2)学校生活など教育の悩みに関すること

担当部署:教育庁学校学校教育局健康・体育課

連絡先:011-206-6818

子宮頸がん予防ワクチンの接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関

接種後に生じた症状に対する診療について、地域における中核的な役割を担う協力医療機関

(1)北海道大学病院

窓口診療科:婦人科

連絡先:011-706-4330

(2)札幌医科大学附属病院

窓口診療科:リハビリテーション科

連絡先:011-611-2111  内線31320  (医療連携福祉センター)

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関連情報

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健課

電話 :0123-25-5700
ファックス :0123-25-5720
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