令和3年度 第12回恵庭市小中学生調べる学習コンクール

更新日:2021年11月29日

しらべるくんのイラスト
恵庭市小中学生調べる学習コンクールの文字イラスト
たくさんの本のイラスト

調べる学習コンクール表彰式 講評 審査委員長 島松小学校校長 熊谷清秀

入賞されたみなさん、誠におめでとうございます。今年度の応募数は、小学生126点、中学生231点合計357点と、多くの作品が寄せられました。その中から選ばれた12の作品について、一つひとつ、良かった点を含めた感想を述べさせていただきます。

(受賞作品の紹介と合わせてご覧ください)

調べやまとめを進めるにあたり、学校の先生のご指導やご家庭の協力や助言があったことと思います。一緒に調べたり、つくったり、まとめたりする過程で家族の会話があり、絆が深まっていくことは、恵庭市民憲章にうたわれてる「なごやかな家庭」「知性を高め、かおり豊かな文化のまち」づくりにつながっていくことでしょう。最後に、恵庭市のこどもたちがこれからも身の周りのことに興味をもち、たくさんの本と出合う中で豊かな心が養われることを希望し、本取り組みを支えていただいた全ての方にお礼を申し上げ、審査委員長のまとめとします。

令和3年度入賞作品・講評

各作品は、表紙の下の作品名をクリックするとご覧になれます

市長賞

小学生の部

めぐみのある図書館

「めぐみのある図書館」

和光小学校5年

池田 悠人さん

《講評》

自分の好きなことから調べを出発したこと、内容の濃さ、幅広い調査手段等、すべてにおいて他の作品を凌駕していると評価いたしました。ウィットに富んだタイトルの付け方も、とても読書を惹きつけています。コロナ禍における閉館が本当に残念だったという作者の気持ちもひしひしと伝わって参りました。調べる学習のお手本となる作品でした。

中学生の部

食品ロス 今、私にできること

「食品ロス 今、私にできること」

恵庭中学校3年

牧野 汐里さん

《講評》

ご本人だけでなく、家族みなさんで作り上げたことが伝わる完成度の高い作品。調べた後の、いざ実践!という構成は、調べる楽しさが伝わってくるものでした。SDGsという今日的(こんにちてき)なテーマとしたことも評価しています。昨年度に引き続きの入賞に敬意を表したいと思います。

教育長賞

小学生の部

知ってた!知らなかった!!日本と世界の行事・イベント表紙

「知ってた!知らなかった!!

日本と世界の行事・イベント」

和光小学校6年

清野 杏奈さん

《講評》

コロナ禍で自粛、外出控えがつづいたこの1年半、行事やイベントというタイトルに心惹かれるものがあります。月毎にまとめたその方法も斬新です。いろいろな情報源を活用し、調べて行くうちにどんどん楽しさが増していくような感覚をもたれたのではないでしょうか。たいへん見やすくまとめた作品でした。

中学生の部

だれかに教えたくなる!図書館のこと

「だれかに教えたくなる!図書館のこと」

恵庭中学校3年

梅坪 沙羽さん

《講評》

調べる学習のねらいをきちんと理解し、コツコツと努力した跡がうかがえる作品でした。恵庭市内に留まらず、近隣の図書館に足を運んだ広範囲な取り組みと実体験が大きなポイントとなりました。梅坪さんも昨年度に続いての入賞であり、心から敬意を表したいと思います。

学校図書館活動推進協議会長賞

小学生の部

12の世界

「12の世界」

恵み野旭小学校3年

白鳥 弥生さん

《講評》

表紙と十二支の可愛らしいイラストを見て、読むものをひきつける力がありました。どんな内容なんだろうと想像が広がりましたし、小学校3年生が、12という数字の魅力に気づいたその着眼点は、とても素晴らしさとともに驚きをも感じさせるほどでした。

中学生の部

ヒグマ

「ヒグマ」

恵庭中学校1年

袴田 梨乃さん

《講評》

北海道のひぐまという地域性高い話題を取り上げ、野生動物と人間の共存を視点に、順序立ててわかりやすくまとめた作品でした。自分の意見として、結論、感想で結んだこの作品には、言葉による表現力の高さを感じました。

審査委員長賞

小学生の部

おりがみについて

「おりがみについて」

柏小学校5年

今野 紗月さん

《講評》

表紙から感じられるように、ビジュアル的に優れた作品です。また、きっかけがおじいちゃんとの折り紙作りという事で、幸せな家庭像を想起させるいい作品です。和紙を貼り付け、どうぞ、触ってみてくださいというアイディアも、斬新で素晴らしいと思いました。

中学生の部

SDGs14 海の豊かさを守ろう

「SDGs14 海の豊かさを守ろう」

恵北中学校2年

中山 拳伸さん

《講評》

SDGs この単語が広く認知されるようになり、興味をひく、沢山の写真や新聞記事を活用するなどの工夫がありました。私たちができることとして、自らの考えを記し、作品を結んだのもポイントが高かったところです。

奨励賞

小学生の部

プラスチックとごみ

「プラスチックとごみ」

和光小学校4年

伊藤 詩恩さん

《講評》

地球環境と向き合い、生活に密着した内容で調べ上げた作品。一番の魅力は、調べたことから発展して、ゴミ拾いの実践にまで及んだこと。さらには、一定期間を置いて同じところに出かけるという定点調査の手法が素晴らしい。これからも、図書館等を使って、自ら確かめながらすすめる調べ学習にチャレンジしてください。

東京オリンピック

「東京オリンピック」

柏小学校6年

牧野 達也さん

《講評》

小学生らしい視点で、おじいちゃんが自分と同じ12歳だった1964昭和39年の五輪との比較が調べるきっかけだったこともさることながら、ピクトグラムに興味を持ち、〇をつけながら実際の競技を観た。という楽しみながら取り組んだ跡が感じられました。これからも図書館等を使って、楽しみながら進める調べ学習にチャレンジしてください。

中学生の部

これからの時代、電力はどのように確保するべきか?

「これからの時代、

電力はどのように確保するべきか?」

恵庭中学校2年

本間 咲良さん

《講評》

暮らしになくてはならないエネルギー「電気」 私たちの生活に密着した内容で丁寧に綺麗に創り上げ、ビジュアル的に優れた作品でした。感想には、未知のことを知った喜びとこれからの私たちが進むべき方向について意見を述べているところがよかったです。これからも図書館等を使って明るい未来を想像できる調べ学習に取り組んでください。

DNAについて

「DNAについて」

恵明中学校3年

伊藤 凛さん

表紙にインパクトがあり、科学的分析を通じ、自分を見つめなおした中学3年生らしい作品でした。理科の授業から発展して、子どもがお父さんお母さんに似ているということが、遺伝子に起因することなど、調べていくうちにどんどん面白くなっていった感じが伝わってくるのが、この作品の良さだと思いました。

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