恵庭渓谷(白扇の滝・ラルマナイの滝・三段の滝)

更新日:2023年06月30日

施設の利用について

【施設利用の注意点】

人と人との距離を適切に取る(約2メートル)、手指の消毒、咳エチケット、こまめな手洗いなど、感染症拡大防止へのご協力をお願いいたします。

恵庭渓谷について

恵庭市街から道道恵庭岳公園線を支笏湖方面に進むこと約18キロメートル、漁川の支流ラルマナイ川に恵庭渓谷があります。そこには、3箇所の個性的な滝があり、人々を魅了しています。一帯は散策路や滝見広場などの施設が整えられており、それぞれの滝めぐりを楽しむことができます。

交通アクセス

恵庭渓谷周辺のご案内地図イラスト

恵庭方面から

車で恵庭市街から道道117号(恵庭岳公園線)を支笏湖方面に進むこと約18キロメートル(車で約25分)で恵庭渓谷に到着します。最初に見える「三段の滝」近くには駐車場がありませんので、その先の「ラルマナイの滝駐車場」か「白扇の滝駐車場」まで進みましょう。バスなどの公共交通機関は運行されていません。紅葉が見頃となる10月上旬~中旬は、道路、駐車場共に大変混み合います。

札幌(真駒内)方面から

車で国道453号を千歳(支笏湖)方面に向かう途中、道道117号(恵庭岳公園線)と合流する地点があります。そこを左折して道道117号を恵庭方面に進むこと約6キロメートルで恵庭渓谷に到着します。

千歳(支笏湖)方面から

車で国道453号を札幌(真駒内)方面に向かう途中、道道117号(恵庭岳公園線)と合流する地点があります。そこを右折して道道117号を恵庭方面に進むこと約6キロメートルで恵庭渓谷に到着します。

みどころ

紅葉した木々の後ろに見える三段の滝の写真
渡り橋の下から流れる落ちるラルマナイの滝の写真
紅葉した木々の後ろに見える白扇の滝の写真
三段の滝、ラルマナイの滝、白扇の滝の絶景ポイント案内図イラスト

白扇の滝

紅葉した木々の後ろに見える白扇の滝の写真

 白扇の滝は、高さ15メートル幅18メートルで真っ白な扇を広げたような優美な姿に見えることから名づけられました。過去には北海道観光百景の河川渓谷・滝の部で第6位に選ばれ、恵庭渓谷第一の名勝地となっています。

 絶景ポイントは滝見広場の階段を下って左に進み、さらに小道を奥に進むと、白扇の滝を前方から見られるポイントに辿り着くことができます。

白扇の滝 周辺情報

施設詳細
駐車場 あり(普通車12台、大型車2台)
トイレ

9時~18時(4月~8月)
9時~17時(9月~11月)
多目的トイレ(男女共用)あり

縁石のない広々とした駐車場写真

駐車場

滝をバックに写真撮影する女性2人の写真

滝見ポイント

自動販売機が2台設置された赤い壁のトイレ外観写真

トイレ

三段の滝

新緑の間を白い帯が三段になって流れ落ちる滝の写真

 その名の通り、白い帯が三段になって恵庭渓谷を割るように流れ落ちることから名づけられました。また、この奥地の熊の沢という沢地には源義経の財宝が眠るという黄金伝説があります。

 絶景ポイントは三段の滝橋から見る眺めと、三段の滝橋下にある滝見広場から見る眺めです。

三段の滝 周辺情報

施設詳細
駐車場 なし(駐輪場あり)
トイレ なし
駐輪スペース前にいくつかの切り株が並んでいる駐輪場の写真

駐輪場

滝見広場へ続く手すり付き階段の写真

滝見広場への階段

紅葉した木々の間に流れる三段の滝の写真

秋の三段の滝

道路高架脇にある滝見ポイントの写真

滝見ポイント

ラルマナイの滝

流れ落ちる岩が平面ではないため水が直線ではなく放射状に広がって落ちている滝の写真

 野趣あふれる恵庭渓谷の大木の間から雄々しい姿で流れ落ちる滝で、生い茂る緑とのコントラストが圧巻です。「ラルマナイ」とは、アイヌ語で水無沢と訳し、一説には沢の両側がきりたち、急流で滝になっているところの意味です。

 絶景ポイントは、滝見広場の橋からの眺めです。

ラルマナイの滝 周辺情報

施設詳細
駐車場 あり(普通車13台、大型車3台)
トイレ 仮設トイレを設置しております。
縁石のない広々とした駐車場の写真

駐車場

橋の上から紅葉と滝を楽しむ人々の写真

滝見ポイント

橋の上から滝をバックに写真撮影をする女性2人の写真

滝見ポイント

義経黄金伝説

 平泉の衣川の館で討死したはずの源義経が、実は蝦夷地に逃げて生きていたという伝説が残っています。恵庭の「義経黄金伝説」もそのひとつ。

 平泉から逃げてきた義経は、財宝をひとまとめして、恵庭の熊の沢と呼ばれる沢地に埋め、書き付けと、場所を示す絵図、義経の笹竜胆(ささりんどう)の紋のついた黄金づくりの目録を残しました。

 その後、絵図は四等分され、二片がアイヌの首長の手もとに残ったのでした。

 時が流れ、明治時代に入りアイヌ部落に身をよせていた男が、この話しを聞き首長を惨殺して絵図と笹竜胆の紋のついた黄金の目録を奪い、ある男に預けます。

 この男は、財宝探しに熱中しますが死後、今後はその息子が粗末な絵図を頼りに財宝探しを続け、石狩川上流で、三段の滝付近のラルマナイ川流域に近い熊の沢の山林で絵図面と符号する地形を見付けだしました。

 絵図はその後転々と人の手に渡りましたが、結局ありかは謎のままになったのです。  

関連情報

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