えにわで1番古い大型工場は森永乳業札幌工場だって!

更新日:2020年07月19日

恵庭には、現在6つの工業団地(恵庭、島松、戸磯・恵南など)がありますが、その工場誘致のはじまりは昭和30年代後半にまでさかのぼります。そして、第1号の企業が「森永乳業札幌工場」(以下「森永」(注意)現在生産はしていません。)でした。酪農のまちでもある恵庭にとって、乳業メーカーの操業は願ってもないものでした。この写真は、昭和41年ごろの航空写真で、マルで囲んだところが「森永」です。国道36号(現在は道道江別恵庭線)を挟んだ下には、「日本金網北海道工場」(現在は株式会社ロバパン恵庭営業所)がありますが、他の工場は見当たりません。(注意)現在との比較は、下記の地図をご覧ください。

この写真は、当時の森永の工場です。建物中央の塔(?)には、エンゼルマークが見えます。工場前は、写真でもわかるとおり芝生が広がり、山をイメージしたかのような庭園と噴水、そして牛のオブジェ(本物に近い大きさに思える)がありました。工場に来た人たちは、子どもに限らず大半の人たちが牛のオブジェの前で(たまに乗っている人も…。)写真を撮っていました。また、写真には写っていませんが、写真の左側(札幌方面側)には、円形の「森永パーラー」がありました。メニューには、当時の恵庭では珍しい「バフェ」や「ホットドッグ」があり、子どもや若者にも人気の場所でした。