カリンバ遺跡について
カリンバ遺跡は、JR恵庭駅と国道36号線に挟まれた市街地にあります。平成11(1999)年の市道建設の前に恵庭市教育委員会が行った発掘調査で、縄文時代後期末(約3,000年前)の土坑墓群が見つかり、一つの穴に2人以上埋葬した大型合葬墓も4個確認されました。そのうち大型合葬墓3個に埋葬された人たちは、漆塗りの櫛や腕輪、腰飾り帯など数多くの漆塗り装身具を身につけていました。カリンバ遺跡で見つかった縄文時代の漆塗り装身具は多種多様で、質・量とも前例のない素晴らしいものであったことから、遺跡は平成17年に国の史跡に指定され、遺物は翌年に重要文化財に指定されました。
史跡の住所
北海道恵庭市黄金中央5丁目216-7ほか
史跡指定日
平成17年3月2日
史跡の面積
42,614.73平方メートル
重要文化財指定日
平成18年6月9日
重要文化財指定品
漆塗り装身具・首飾りなどの玉・サメ歯・土器 397点
用語説明
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遺跡
- 遺構や遺物が見つかる場所
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史跡
遺跡の中でも特に価値の高いもので、国が指定したもの
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遺物
土器や石器など昔の人が使ったもの
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重要文化財
- 遺物のうち、特に重要なもの
教育委員会教育部 郷土資料館
電話 :0123-37-1288
ファックス :0123-37-1288
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更新日:2019年03月29日