ガーデンデザインプロジェクトを推進しています

更新日:2019年03月29日

恵庭市は、水と緑豊かな石狩平野の平坦な地形の中、「空の玄関・新千歳空港」と「道都・札幌市」の中間に位置し、国道36号線やJR4駅を有するなど、優れた立地環境を背景に、イギリスのレッチワースを手本とした田園都市として発展を続けてきました。平成18年、「花・水・緑、そして田園」をテーマとした観光施設、道と川の駅「花ロードえにわ」は、交通量の多い国道沿いに、「通り過ぎるだけの人の目を恵庭に向けさせ、道路利用者のための休憩機能を持ちながら、地場産品の紹介や市のPRができる都市と農村の情報交流施設」として、道路行政と河川行政が連携し、社会実験的に整備され、年間100万人以上の来訪者があります。

花のまち恵庭としての活動においては、平成27年度恵み野商店会において、商店主自ら事業費を出し合い花壇の整備に取り組んできた「恵み野商店街ガーデンギャラリープラン」が緑の環境デザイン賞を受賞。一方、コンパクトシティとしては、「歩いて暮らせるまちづくり」を目指し、平成27年に恵庭駅西口周辺整備事業として、再開発ビル「いざりえ」と駅を結ぶ空中歩廊を整備し、保育園や郵便局、有料老人ホームを開所し、世代間交流に期待を寄せています。

さらに、黄金地区や柏地区に、図書室や学童クラブなどの複合施設を整備し、公共施設の集約に努め、計画策定に際し市民に意見を求め、各界各層によるワークショップを開催する等、市民との協働を進めています。

こうした背景の中、市では、総合戦略において「人がつながり人口減少に負けない魅力あるまちづくり」「恵庭らしさを活かした魅力あるまちづくり」「安全安心に住み続けたくなるまちづくり」を基本目標として掲げました。その主要施策として、民間事業者との連携を念頭に置き、JR駅周辺への公共施設の統廃合による機能集約、エリアマネジメントや住み替えなどによる既存市街地の更新を進め、多世代の交流を推進するとともに、花やガーデニングのまちとしてのイメージや食などの地域資源を生かした交流人口増加による幅広い地域産業の活性化を一体的複合的に進め、歩いて暮らせる住みやすいまちづくり事業の総称を「ガーデンデザインプロジェクト」としました。将来像としては、公共施設の総量を抑制することによって、持続あるまちを形成し、観光を新たな産業として展開することにより雇用の増加を図り、定住者・移住者を増やします。

官民連携によるガーデンデザインプロジェクトの概要(恵庭市)

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