水痘(みずぼうそう)に注意しましょう

更新日:2025年01月09日

   北海道では、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づき感染症発生動向調査を実施しております。

   令和6年第52週(令和6年12月23日~令和6年12月29日)において、管内の定点医療関当たりの患者報告数が、1.00人となり水痘注意報が発令されました。

   ご自身と身近な人の健康を守るためにも、市民の皆様におかれましては、基本的な感染の予防対策や発熱などに備えた準備を平時から行っていただきますようお願いします。

 

【発令基準】

注意報:1定点医療機関当たりの受診患者数が一週間で1人以上となった場合

警   報:1定点医療機関当たりの患者報告数が一週間で2人以上となった場合

(警報発令後は1定点医療機関当たりの受診患者数が1人以上であれば警報を継続)

 

水痘とは

   水痘は、水痘-帯状疱疹ウイルスの初回感染によって引き起こされる疾患で、感染成立後約2週間程度の潜伏期間を経たのちに発疹・発熱などの症状が出現します。多くは発疹がかさぶたになって(痂皮化)治癒しますが、一部は脳炎・肺炎・肝炎などを合併し、重症化することもあります。治癒した後もウイルスは神経節に潜み、のちに帯状疱疹を引き起こす原因となります。

   特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者、薬剤などの影響で免疫力が低下している人が感染した場合、重症化しやすいので、注意が必要です。

 

感染予防のために

   水痘の原因病原体である水痘-帯状疱疹ウイルスは飛沫核感染(空気感染)するため、患者との接触を避ける以外に有効な予防法はありません。平成26年10月より水痘ワクチンが定期接種となっており、1回の接種により重症化を、2回の接種により発症を防げると考えられています。
   学校保健安全法施行規則により、全ての発疹がかさぶたになる(痂皮化)まで出席停止と定められています。

予防接種に関する情報はこちら↓

https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/kurashi/kenko_fukushi/kenko/yobousessyu/4018.html

参考

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