市街地で見かけるキツネについて

更新日:2023年05月26日

市街地で見かけるキツネの対応

きつね

キツネは「鳥獣保護法」により、野生動物として保護の対象となっているため、原則、駆除(捕獲)はできません。


市街地においては、銃器やワナが基本的に使用できないため、駆除する手段もありません。

そのため、キツネを寄せ付けない対策の実施が必要となります。

キツネを寄せ付けない対策

人からエサをもらったり、生ごみの味を覚えたりしたキツネは、何度も市街地に現れるようになります。キツネを寄せ付けない環境作りのために次のような対策に努めましょう。

  ・キツネを餌付けしない

  ・生ごみやペットのエサを放置しない

  ・キツネに向かって大きな音を立てて追い払う

  ・木酢液などキツネが嫌がるものを撒く

キツネとエキノコックス

キツネはエキノコックス症の原因となる寄生虫を保有している可能性があります。エキノコックスの卵が口から入ることにより、人間に感染する場合もあります。

エキノコックス症とは、エキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵が、人の口から体内に入り、幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こす病気です。

エキノコックスが寄生したキツネや糞に直接触ったり、糞に汚染された山菜や沢水を口にしたりすることで感染の危険がありますので、感染を防ぐために次のような対策に努めましょう。

やさい

  ・野山の果実や山菜などを口にするときは、良く洗うか十分熱を加えてから食べましょう。

   (エキノコックスの卵は熱に弱く、100度で1分間の過熱で死滅します。)

  ・沢水や川などの生水は飲まないようにしましょう。

  ・キツネの糞を始末する際には、直接手で触れず、シャベルなどで地面に埋めるなどの処理方法を取りましょう。

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部 脱炭素推進課

電話 :0123-33-3131(内線:1141~1143)
ファックス :0123-33-3137
​​​​​​​お問い合わせはこちら