北海道文教大学共同事業第8回カリンバまつり~君も縄文人になろう~

更新日:2022年01月17日

イベント概要

主催
恵庭市郷土資料館、北海道文教大学
日程
8月21日(土曜日)
(1)まが玉をつくろう!…10時~12時
(2)ベンガラ染め体験…13時~17時
会場
恵庭市郷土資料館

(1)まが玉をつくろう!

時間
10時~12時
会場
郷土資料館 1階 ロビー・中庭
対象
小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
参加者は汚れても良い服装、タオル・あれば敷物を持参
定員
20名、要事前申し込み
定員に達しましたので受付は終了しました
参加費
材料代 100円

(2)ベンガラ染め体験

時間
13時~17時
会場
郷土資料館 1階 研修室
講師
染色家 橘内 美貴子氏
対象
小学生~高校生(小学3年生以下は保護者同伴)
参加者は汚れても良い服装、タオル、染めてみたいもの(ハンカチなど)を持参
定員
10名、要事前申し込み
定員に達しましたので受付は終了しました
参加費
無料

新型コロナウイルス関連

  1. 感染の状況によっては中止します。その際は郷土資料館からご連絡します。
  2. 発熱や咳など風邪のような症状がある方のご参加はご遠慮いただきます。
  3. マスクの着用をお願いします。
  4. 研修室は換気をして、参加者同士距離を取ることとします。

開催状況

8月21日に郷土資料館で第8回カリンバまつりを北海道文教大学共同研究『ENIWA学』(代表:加藤裕明教授)と共催で行いました。

午前中は「まが玉作り体験」を資料館の中庭で行い、小学生から大人まで13名の市民の方が参加しました(写真1)。石はやわらかい滑石を3種類のサンドペーパーでこすり、三日月形に仕上げました(写真2)。皆さんとても上手にできていました。

写真1

写真1

写真2

写真2

午後は研修室で「ベンガラ染め体験」を行い、小学生から大人まで9名の市民の方が参加しました(写真3)。染色家 橘内美貴子先生の指導の元(写真4)、北海道文教大学の先生(写真5)とボランティアで駆け付けた北海道文教大学の学生6名(写真6)がお手伝いをし、体験を行いました。

写真3

写真3

写真4

写真4

写真5

写真5

写真6

写真6

写真7

写真7

恵庭市のカリンバ遺跡では3,000年前の縄文後期に大型のお墓が造られました。そのお墓の底には死者の再生を願って赤いベンガラの粉がまかれていました。また全国の縄文遺跡でいちばん多く出土した100点を超える漆塗りのアクセサリーにはウルシの樹液に赤いベンガラを混ぜたものが塗られていました(写真7)。

写真8

写真8

体験はまず小さな綿製の布から行いました。輪ゴムやひもでしばった布を豆乳にひたして絞り(写真8)、それにベンガラの液体をつけます(写真9)。それを広げて乾かすとベンガラの赤が布に定着します(写真10)。

写真9

写真9

写真10

写真10

休憩後は大きな布を全員で染めました。豆乳にひたした長さ10m、幅1.1mの天竺木綿をしぼり(写真11)、折りたたんだ状態でブルーシートを敷いた床に置きました(写真12)。次に参加者の方、北海道文教大学の学生、郷土資料館学芸員が赤いベンガラ液のついた筆で直線や曲線、点の模様を思い思いに書いていきました(写真13)。それを広げて乾かすと(写真14)、唯一無二の味のある模様が浮かび上がりました(写真15・16)。全部で8枚を染め、そのうち3枚は資料館のロビーに展示しています(写真17)。

写真11

写真11

写真12

写真12

写真13

写真13

写真14

写真14

写真15

写真15

写真16

写真16

写真17

写真17

これらの大きな布は、10月15日~17日に島松の夢創館で開催される北海道文教大学共同研究『ENIWA学』(代表:加藤裕明教授)が主催する「風と大地の芸術祭2021」で使用されます。

資料館と夢創館に来ていただき、大きな赤いベンガラの布をご覧いただければ幸いです。

カリンバまつりポスター

関連情報

このページに関するお問い合わせ先

教育委員会教育部 郷土資料館

電話 :0123-37-1288
ファックス :0123-37-1288
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