たばこ対策

更新日:2024年02月28日

5月31日は『世界禁煙デー』

5月31日~6月6日は『禁煙週間』

「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」

 たばこの煙にはニコチンやタール、種々の発がん物質・発がん促進物質、一酸化炭素などの有害化学物質が含まれています。

 喫煙により循環器系、呼吸器系などに対する急性影響がみられるほか、喫煙者では肺がんをはじめとする種々のがん、虚血性心疾患、慢牲気管支炎、肺気腫などの閉塞性肺疾患、胃・十二指腸潰瘍などの消化器疾患、その他種々の疾患のリスクが増大します。妊婦が喫煙した場合には低体重児、早産、妊娠合併症の率が高くなります。

 また、喫煙する本人だけでなく、周囲の人の健康にも悪影響を与えます。受動喫煙により肺がん、虚血性心疾患、呼吸器疾患などのリスクが高くなることも報告されています。

 たばこの害についてみんなで考え、禁煙や受動喫煙防止に取り組みましょう。

たばこ対策の推進

 恵庭市では、平成30年度に『第2次恵庭市健康づくり計画』を策定し『市民一人ひとりが「生きがいをもち、心豊かに、はつらつと暮らせるまち」を目指し、生涯にわたる健康づくりを推進する』ことを基本理念とし、5つの基本的な方向を掲げ、健康づくりを推進するための9つの領域を設定しています。

 「喫煙」の領域では、対策として以下に取り組んでいきます。

個人・家族・地域の取組み

1. たばこの害を知り、吸わないようにしよう

2. 受動喫煙の機会をなくそう

3. 禁煙の方法を知り取り組もう

市の取組み

  • 禁煙支援
  • 喫煙のリスクに関する知識の普及・啓発の推進
  • 受動喫煙防止環境の推進                                                                                             

受動喫煙をしない、させないように気を付けましょう

 受動喫煙とは、たばこを吸わない人が、他の人のたばこの煙を吸い込んでしまうことを言います。他の人が吸っているたばこの先から出る煙( 副流煙)には、喫煙している本人が口から直接吸い込む煙(主流煙)よりも濃い濃度の有害物質が含まれています。喫煙は、吸っている本人の健康にとってよくないのはもちろんですが、周りの人の健康にも悪影響を及ぼします。

 受動喫煙によりおこる症状としては、すぐに現れる症状として目やのどの痛み、長期的な影響としては脳血管疾患や喘息などのさまざまな病気を引き起こす可能性が高くなることが知られています。

 さらに受動喫煙の害は、妊婦やお腹の中の赤ちゃん、子どもたちにも影響があります。妊婦では早産の危険性が高くなることや新生児の低体重化が、子どもでは気管支炎や乳幼児突然死症候群などと関連があると報告されています。

(注意)ダウンロード「禁煙はパパから赤ちゃんへのファーストプレゼント」をご覧ください

その他の情報について

 以下のホームページに関連する情報があります。 

医療機関で禁煙治療が受けられます

 タバコをやめられないのは、あなたの意志の弱さではなく、ニコチンのもつ強い依存性が原因かもしれません。 

禁煙成功のために、「お医者さんと禁煙」を始めませんか?

一定の条件を満たせば、健康保険が適用されます。

 【禁煙治療の保険適用の条件(以下のすべての要件を満たしていること)】

  1. ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)でニコチン依存症と診断された
  2. ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
  3. 直ちに禁煙したいと思っている
  4. 医師から受けた禁煙治療の説明に文書で同意する

(注意)ダウンロード「禁煙治療が受けられる市内医療機関一覧」をご覧ください

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このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健課

電話 :0123-25-5700
ファックス :0123-25-5720
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