サケの放流事業特別講座が開催されました。

更新日:2020年04月21日

サケと放流事業特別講座

さけます・内水面水産試験場では、市制施行50周年を記念して、恵庭商工会議所(えにわ市民サケの会)と共催で、希望する小学校へ出向き、「さけとかわのおはなし」と題して出前授業を行いました。

講師紹介

講師写真

畑山 誠 先生

氏名:

畑山 誠(はたけやま まこと) 先生

 

所属:

さけます・内水面水産試験場

 

研究:

集団遺伝学/魚病学

内容

さけの一生

さけの一生1

・最初は卵の中で成長し、殻を破って外に出ます。

・しばらくは、お腹の栄養で成長します。まだ、自分で餌は食べません。

さけの一生2

・お腹の栄養がなくなると、川の虫などを食べて成長します。

・春になると、川から海に移動します。

-長い旅の始まり-

さけの一生3

・太平洋を大きく旅して、とても大きく成長します。

(だいたい1年半~6年半)

・卵を産むために、自分が生まれた川に戻ってきます。

さけの一生4

・川に近づくと体の色が銀色から赤・黄・黒色のまだら模様になり、口が尖がり、牙が生えます(特にオス)。

さけの一生5

・卵を産んだ後は、動物や虫に食べられ、最後は栄養分になります。

-旅の終わり-

・生まれた川に帰ってくるのは、100匹の稚魚のうち3匹くらいしかいません。あとは途中で死んでしまいます。

 

 

川のおはなし

かわのおはなし1

・川は小さな川がいくつもまとまって、大きな川になっていき、最後は海に流れ込む。

・川は上流、中流、下流に分けられる。

かわのおはなし2

・森の中の食物連鎖でできた栄養分は、川にも流れ込みます。

・川や海では、その栄養で小さな生き物が生まれ、それが虫や小魚の餌になり、虫や小魚は大きな魚の餌になります。

かわのおはなし3

・さけは海から川に戻っていき、海の栄養を川に届ける特別な役割をもっている生き物です。

・川で全ての生き物は繋がっています。

 

 

開催状況

島松小学校2年生

開催日

令和2年2月10日(月曜日) 2時限目

講座の様子

島松小写真2
島松小写真2

 

 

恵庭小学校4年生

開催日

令和2年2月20日(木曜日) 2・3・4時限目

講座の様子

恵庭小写真1
恵庭小写真2

 

 

若草小学校2年生

開催日

令和2年2月21日(金曜日) 3時限目

講座の様子

講座写真1
講座写真2

 

 

恵み野旭小学校

開催日

令和2年3月16日(月曜日)-学校臨時休校のため中止-

 

さけます・内水面水産試験場とは・・・

さけます・内水面水産試験場は、北海道のさけます漁業及び内水面漁業・養殖業に関する資源管理、増養殖技術開発、調査研究並びに技術普及指導を担うとともに、水域生態系及び生物多様性の保全に関する研究の拠点としての業務を行っています。

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