恵庭市制施行50周年記念エッセー表彰式を行いました!

恵庭市民文芸の会では、恵庭市制施行50周年を記念して『恵庭とわたし』をテーマにエッセーを募集し、14編もの投稿作品の中から入賞した5編について、表彰状及び記念品の授与を行いました。
受賞作品
最優秀賞(恵庭市長賞)
『えにわる家族』:竹森 明子 さん

右)原田市長より表彰を受ける竹森さん
選 評
明るくリズム間のある軽快な文書で恵庭に住むことになったいきさつと、その後の恵庭生活の印象を綴った作品。
「ブラタケモリ」はやや悪ノリな感じもするが、若々しい文書と幸せ家族のお裾分けをしてくれた読後感のよさで問題なし。
読書量の多さを感じさせる練られた文書である。
優秀賞(恵庭市教育長賞)
『アイ・ラブ・ふるさと・恵庭』:渡邉 三好 さん

右)穂積教育長より表彰を受ける渡邉さん
選 評
題名そのままに恵庭愛にあふれた作品。
終の棲家に恵庭を選んで、ボランティア活動に身を投じる方は少ないが、これほど多方面に活動し、経験したことをエッセーに書き表したことは素晴らしい。
また、恵庭の魅力の一つに図書館を選んでることも嬉しい。
佳作賞(恵庭市民文芸の会会長賞)
『住めば都』:薄井 運吉 さん

左)高橋会長から表彰を受ける薄井さん
選 評
恵庭に転勤した時のストーブ騒動が生き生きと描写されていて読者を引き込む。
その後、街の変遷や定年退職後の暮らしぶりを、肩ひじ張らず自然体で書かれている。
後段の、跨線橋の上から山並みを眺めて恵庭生活五十五年を振り返る場面は、いい意味に感傷的でうまい纏め方である。
『恵庭をバレエの町へ、そして世界へ』:中村 和子 さん

左)高橋会長から表彰を受ける中村さん
選 評
今回の応募者の中で唯一のアーチストで、恵庭生まれのバレエ教師である。
幼少期に出会ったバレエを一生の仕事と決め、研鑽努力を重ねて舞台経験を積み、恵庭にバレエ文化を根付かせていく体験記は迫力がある。
回顧談の多い中で、未来の恵庭を強く思い描いたエネルギッシュな作品である。
『恵庭とわたし』:三浦 孝治 さん

所要のため、当日欠席
選 評
戦後、樺太引揚者の作者が終戦間もない頃、見聞きした恵庭の風景、風物詩が読者の郷愁を誘う。
と言っても今から七十年以上も前のことだから、実体験として記憶している市民は多くないと思うが、それを今回、市民エッセーに書いたことが素晴らしい。
郷土史的意味合いも含め、印象に残る作品である。
恵庭市民文芸 第46号
恵庭市制施行50周年記念エッセーとして投稿された14編すべてと、特別寄稿として6次化農業を展開している余湖農園代表である余湖智氏の回顧録、当会前会長であった村上利雄顧問追悼文3編、一般エッセー10編、俳句、詩のほか、創作3編を掲載された『恵庭市民文芸第46号』が発行されました。

恵庭市民文芸 第46号
価格
1冊700円(税別)
取扱所
たけやま書店(漁町)・岡本書店恵庭店(大町)・コープさっぽろ恵み野店(恵み野西)・三丁目ギャラリー(島松本町)・余湖農園直売所(穂栄)
お問い合わせ
恵庭市民文芸の会 高橋
(電話番号:0123-33-1657)
その他
総務部 総務課
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更新日:2021年01月07日