焼却施設Q&A
施設見学の際によくある質問とその回答をご紹介します。
A1.1日平均40~50トンのごみが運ばれてきます。1年間では12,745トン(令和3年度実績)のごみが運ばれてきて、そのうち家庭から出るごみは8,174トン(約64%)でした。
A2.1日平均60台の収集車がごみを運んできます。
A3.1日に28トンのごみを燃やすことのできる焼却炉が2つあり、最大56トンのごみを燃やしています。また、ごみの量に合わせて焼却炉の使用台数を決めています。
A4.ごみが焼却炉に入って燃やされて、灰になるまでに2時間半から3時間かかります。
A5.1時間に1トン程度のごみを燃やすため、ごみクレーンで20~30分おきにごみを焼却炉に入れます。ごみクレーンは最大750キログラムのごみをつかむことができますが、通常はひとつかみ400~500キログラムの重さとなります。
A6.850度以上の高温で燃やすことで、ダイオキシン類の発生を抑制しています。
A7.焼却炉にごみを次々と入れて、ごみだけで燃やしています。だたし、焼却炉の立ち上げ(使用開始)や立ち下げ(使用停止)をするときや、燃やしている温度が850℃以下となりそうな場合は、重油という燃料を使用して燃やします。これは、焼却炉の温度が低いとダイオキシン類などの有害な物質が発生するからです。
A8.焼却施設の運転は、基本的に交代勤務で24時間運転しています。
A9.焼却施設は民間の会社に運転をお願いしており、日勤で約20人、夜勤で4人、休みや交代などがありますので、全員で30数人が働いております。
A10.ダンプに積み込んで盤尻にある最終処分場に運んで、埋め立て処理されています。
A11.煙ではなく水蒸気です。冬などの気温が低い時期になると、水蒸気が冷やされて白い煙のように見えます。ごみを燃やすときに発生する有害な物質は、機械により取り除かれておりますので安心して下さい。
A12.発生した熱を蒸気に変えて、蒸気発電機で電気を作ったり、給湯・暖房やロードヒーティングに利用しています。また、隣接する下水終末処理場や生ごみ・し尿処理場にも蒸気を供給し、給湯・暖房や処理設備の熱源に利用しています。
生活環境部 ゼロカーボン推進室 廃棄物管理課
電話 :0123-33-3131(内線:1135)
ファックス :0123-33-3137
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更新日:2022年12月21日