恵庭市国際化推進アクションプランを策定しました

更新日:2023年04月05日

恵庭市国際化推進アクションプランを策定しました

 経済・社会・文化・スポーツなどが国を越え自由に交流しあう時代にあって、生活習慣や文化的背景の異なった多くの人たちが日本を訪れ、地域においても住民の一員として暮らすようになってきています。このような中、市民一人ひとりが国際社会の一員であることの認識を持ち、国際化に対応した地域づくりが求められています。

 国際化の推進にあたっては、地域における様々な国際交流活動、国際化への取り組みを通して、市民の異文化理解と国際感覚の醸成を図るとともに、海外との経済交流活動など多様な活動を進めます。特に、次世代を担う子どもが、グローバル化する社会に適応できる国際感覚と国際的な意識を持てる人づくりを進めます。

 さらに、広く、多様な交流を通して世界に開かれた地域づくりと、市民はもとより地域で暮らす外国人にとっても住みよい恵庭市を目指して、行政、市民、企業、国際交流団体がそれぞれの役割を担い、相互協力と連携を図りながら、4つの視点(基本目標)を持って国際化を推進していきます。

恵庭市国際化推進 アクションプラン 進捗状況確認調査 報告書(令和4年度)

「恵庭市国際化推進アクションプラン」は令和3年度末で実施期間の前期(4年)を経過したため、進捗確認・効果検証を行い、その結果をフィードバックすることで、効果的なアクションプラン後期の遂行に繋げることを目的としています。

4年間の振り返りの中では、異文化理解の促進、多言語化の取り組み、外国人相談体制整備などの様々な取り組みが確認できました。
専門的分野に関し外部組織との連絡体制を活用し、また外国人からニーズ把握などを行いながら継続していくことが必要です。
また、市民向けの外国語学習機会の提供や交流事業など、多種多様な取り組みができました。
国際交流においてはコロナ禍もあり活動ができない期間もありましたが在住外国人を対象とした交流実績も確認されたことは、国際交流が浸透した結果だと考えられます。
今後の地域の発展のためには、引き続き恵庭市の観光産業を国内外へアピールするとともに受け入れ体制を整える必要があります。

恵庭市においては、令和4年8月末で外国籍市民は531名となりました。
本アクションプランを開始した平成30年4月1日を基準にすると、その数は約1.6倍となっています。
一方、約半数が「技能実習」や「特定技能」の在留資格のため、現時点では外国人の人口動態は流動的で実習・就労目的で来日する外国人材数は限定的になる可能性があります。
そのため、外国人にも恵庭市を選択してもらえるよう「恵庭宣言」にあるとおり「相互理解とコミュニティ」、「長い目で見た継続的な実践」を念頭に「誰もが快適に暮らせるまちづくり」を進めてまいります。

ダウンロード(平成30年度)

ダウンロード(令和4年度)

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