第三者委員会からの報告を受けての市長コメント
令和5年3月15日、恵庭市ハラスメント事案に関する第三者委員会から、最終報告となる「恵庭市ハラスメント事案に関する意見書」が公表されました。
意見書で第三者委員会は、加害議員が在日華僑の招聘事業を行う中で、懇親会費用等の協議のため職員を頻繁に呼び出し、「お前」等と呼び捨てにし、感情任せに叱責して追及した行為についてはハラスメント行為と評価できるものと判断しました。
また、職員が加害議員のハラスメント行為によって休職していることについては、因果関係の可能性が十分存在すると指摘しております。
しかしながら、市議会において第三者委員会が設置され、調査が行われ報告が行われましたが、この間、加害議員からは当該職員はもとより市に対して何らの正式な謝罪はなく、また、公人である議員として、市民に対する説明責任も果たされていないといった現状については、非難を受けるに値するものであると考えます。
職員がハラスメント行為を受け、心のバランスを崩し長期休職するという事態を防げなかったことについて、市長として責任を痛感しております。
当該職員に対しては、組織として様々なサポートを行っており、現在は本人も復帰を目指しておりますので、当該職員の復帰につきましては、静かに見守っていただきますようお願い申し上げます。
市としましては、今回の一連のハラスメント事案を教訓とし、ハラスメント行為には毅然とした態度をとり、今後、同様の事案が発生したときには逐次議会に報告し、議会と相互に連携しながら適切な事務遂行に努めて参ります。
令和5年3月20日
恵庭市長 原田 裕
更新日:2023年03月20日