平成28年度 第3回恵庭市地域公共交通活性化協議会 議事録

更新日:2019年03月29日

平成28年度 恵庭市地域公共交通活性化協議会 第3回協議会【議事概要】

日時

平成29年1月19日(木曜日)10時~

会場

恵庭市民会館 2階 大会議室

出席者:委員

  • 札幌運輸支局:中山氏(代理:佐藤氏)
  • 石狩振興局:今田氏
  • 千歳警察署:澁谷氏(代理藤田氏)
  • JR北海道バス:山内氏
  • 北海道中央バス千歳営業所:原口氏
  • 北日本トランスポート:棟方氏
  • 千歳相互観光バス:沼田氏
  • 富士ハイヤー:横岡氏
  • 住民代表:安倍氏
  • 住民代表:野村氏
  • 北海道交通運輸産業労働組合協議会:今氏(代理:高田氏)
  • 恵庭市町内会連合会:武藤氏
  • 恵庭市社会福祉協議会:中田氏
  • 恵庭市地域女性連絡会:神田氏
  • 恵庭市老人クラブ連合会:渡邊氏
  • 恵庭身体障害者福祉協会:泉氏
  • 恵庭市:後藤氏、尾池氏

事務局

  • 生活環境部:林、水内
  • 生活安全課:岡崎・鈴木・矢野

傍聴者

0名

議事

  1. 開会 - 神田会長
  2. 議題 - 事務局説明

1)報告案 第1号 利用状況報告(エコバス・乗合タクシー)

  • 議事資料により事務局から報告
    • エコバス
      • エコバス利用者は平成28年4月から11月までの利用者が138,227人(前年137,697人)と前年よりやや増加となった。
      • エコバス同期間の運賃収入は23,472,372円(前年23,476,619円)4,247円の減少となった。
      • 利用者数及び収入は10月末までは前年を大きく下回っていたが、11月初旬の降雪の影響により11月分の利用者が前年対比で12.2%・収入で9.1%の増加となり、11月分が大きく伸びたことが影響し横ばいとなった。
      • 現在12月から冬季臨時便を運行しており、乗降客数については前年と同程度。大きな混乱もなく運行している。
    • エコタク
      • エコタク利用者について平成28年4月から11月までの利用者数は3,931人(昨年同期間3,935人)ほぼ同数となった。
      • エコタク同期間の運賃収入については、891,950円(前年同期間906,350円)14,400円1.6%減少となった。
      • エコバスと同様の理由により11月は前年に比べて大きく利用が伸びたが、11月までの実績としては横ばいとなった。

報告案第1号 質疑なし

報告案第1号 → 承認

2)議案 第1号 平成28年度地域公共交通確保維持改善事業の事業評価について

  • 議案資料により事務局から説明
    • 地域公共交通確保維持改善事業(地域内フィーダー系統)に基づく補助対象事業は、協議会において事業の実施状況の確認、評価を行い、運輸局報告及び公表する。
    • 地域公共交通確保維持改善事業・事業評価(生活交通ネットワーク計画に基づく事業)
      • エコバス2系統ジェイ・アール北海道バス運行の循環便を対象、2系統に目標利用者数を設定し評価。
      • 補助対象者、事業概要、前回の事業評価結果の反映状況、事業実施の適切性、目標効果達成状況、事業の今後の改善点について説明。
    • 事業実施と生活交通ネットワーク計画との関連
      • エコバスが恵庭市の公共交通として必要であり、地域間交通に接続するフィーダー機能として必要であることを報告。
    • 恵庭市地域公共交通活性化協議会における地域公共交通確保維持改善事業の概要
      • 概要、地域交通の目的、生活ネットワーク計画の目標、平成28年度事業概要、地域公共交通の現況、協議会開催状況の説明。
      • 平成28年度事業の実施状況の中で、市の公式フェイスブック開始によるエコバスのPR、バスロケーションシステムの開始、恵庭駅西口待合所にバス専用モニター(デジタルサイネージ)の設置を報告。モニター横にラジオ時計を設置し、FM e-niwaによる放送でエコバス代車・遅延情報を提供。
      • 事業実施の適切性、目的・効果達成状況、事業の今後の改善点を説明。
    • 今回の事業評価について運輸局に提出及び市ホームページで公表。また、修正があった場合については、運輸局と相談し変更する。

議案第1号 質疑

委員より
  • 今回の事業評価の(5)について、評価の段階はどこまであるのか。
  • C評価の理由として補助の対象便の減とあったが、補助の対象とならない数値を除いての評価とならないのか。
委員より
  • 評価の段階はA・B・Cの3段階でAは達成・Bは概ね達成・Cは達成できなかったという評価。
  • フィーダー計画策定時に立てた目標に対し、その後ダイヤ改正による対象便が減になったことにより、数値が下がっているが、資料1の全体の数値をみるとほぼ横ばいであり問題はない。昨年6月に立てた計画策定ではダイヤ改正後の目標数値のため来年からは反映されることになる。
委員より
  •  (3)について具体的にはどういう取り組みを行ったのか。
事務局より
  • 高齢者の事業として介護保険を利用しなかった方に2,000円の健康増進券を配布しており、これまではその券でエコバス・エコタク利用ができなかったものを利用できるようにし、利用者拡大と健康増進の相乗効果を図った。
委員より
  • 回収率はどうだったか
事務局より
  • 回収率については把握していない
  • 健康増進事業のねらいは、エコバス・エコタクに乗ることではなく、外に出て活動して健康増進を図ることが目的であり、エコバス・エコタクはその足として利用できるということ。
委員より
  • 健康増進券については対象者がわかっているのであれば申請という形ではなく、配布という形がとれないのか。高齢者に不親切ではないか。
事務局より
  • 健康増進券については、介護福祉課が担当しており、年々申請者数は増加しているが対象者全てが申請しているわけではないと聞いている。担当課に意見として伝えておく。

その他質疑なし
議案第1号 → 承認

3)議案 第2号 平成29年度運行内容及び事業者について

  • 議案資料により事務局から説明
    • エコバス、エコタクとも前年度同様の運行、運賃についても変更なし。事業者についても平成27年度から平成29年度まで3年間サイクル契約。平成29年3月に契約。
    • 期間は平成29年4月1日から平成30年3月31日まで
エコバス事業
  • A車・B車D車  JR北海道バス株式会社
  • C車 千歳相互観光バス株式会社
乗合タクシー事業
  • 富士ハイヤー株式会社

議案第2号 質疑なし

議案第2号 → 承認

4)その他ついて

事務局より
  • 次年度エコバスの増車について検討しており、今年の6月に承認された公共交通連携計画に基づき、新規路線の変更平成30年4月に新規路線と新規ダイヤを実証運行、平成31年4月本格運行するため、平成29年度中に新規路線と新規ダイヤを検討してしてくことになる。
委員より
  • 新規路線と新ダイヤは平成29年の何月ごろまでに決定する予定か
事務局より
  • 明確な決まりはないが、平成30年4月からの実施ということで基本的には平成30年1月か2月頃が目安と考えている。

質疑なし

事務局より
  • 現在三重県に在住の方から一昨年エコタクの無料希望の50万円の寄附の打診があり、無料は難しいという返答をしたところ、今年度100万円の寄附があった。寄附者は以前農村地域に居住していたため、その地域のお世話になった方々の外出を促すためにエコタクの運賃を無料化にして欲しいとの意向。
  • 無料化は色々と難しい面があるため、事務局で案を検討し、協議会に諮らせていただきたい。
委員より
  • 初年度だけ無料にするというのではなく、長い時間使える方向で利用して欲しい。
事務局より
  • 寄附金ということで、初年度無料にしても財源が無くなれば終わってしまい、元に戻った時に利用者の負担増となってしまうため、その辺も含めて検討させていただきたい。
委員より
  • 2台増車ということだが、増車についても参加基準などは今の形態と同じ入札の方法か。
事務局より
  • まだ確定はしていないが、市で2台購入し運行を委託する予定のため、現在と同じ方法と考えている。
事務局より
  • 本日の資料の中で今年度運行状況の報告があり、利用者数は前年度に比べほぼ横ばいとなっている。今後の高齢化社会のことを考えるとこの事業単体では黒字化はハードルが高く難しい。しかしこれからの時代・社会を考えると今後この事業は市にとっても非常に重要な事業。
  • 利用者アンケート・利用していない方のアンケートの結果で便数の絶対的足りなさが要望として多く、バス2台増車を検討している。ダイヤ・ルート変更は大変な作業になると思うが、委員の皆様のご意見等をいただきながらやっていきたい。

6)閉会

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