平成27年度 第2回恵庭市地域公共交通活性化協議会 議事録
平成27年度 恵庭市地域公共交通活性化協議会 第2回協議会【議事概要】
日時
平成27年9月25日(金曜日)10時~
会場
恵庭市役所 3階 301.302会議室
出席者:委員
- 札幌運輸支局:大友氏(代理:佐藤氏)
- 石狩振興局:今田氏
- 千歳警察署:佐藤氏
- JR北海道バス:山内氏
- 北日本トランスポート:棟方氏
- 千歳相互観光バス:沼田氏
- 富士ハイヤー:横岡氏
- 住民代表:安倍氏
- 住民代表:野村氏
- 北海道交通運輸産業労働組合協議会:今氏
- 恵庭市社会福祉協議会:中田氏
- 恵庭市地域女性連絡会:神田氏
- 恵庭市身体障害者福祉協会:泉氏
- 恵庭市:後藤氏
- 恵庭市:尾池氏。
事務局
- 生活環境部:津川、水内
- 生活安全課:岡崎・太田・村上
随行者
3名(石狩振興局・JRバス・千歳バス)
傍聴者
1名
議事
- 開会 - 事務局長=岡崎
- 議題 - 進行=神田会長
1)報告案 第1号 エコバス・乗合タクシー利用状況報告(平成27年8月末現在)
- 議事資料により事務局から報告
- エコバス・エコタクの利用状況等について、利用者数及び運賃収入を前年度同時期と比較して報告。
- エコバスの利用者数は前年比2%減、運賃収入は16.7%増。利用者数が減少しているのに運賃収入が増えているのは、平成26年4月以降回数券の綴り枚数を14枚から12枚に変更したことで事前に駆け込み購入があり、その後しばらく回数券購入による収入が抑えられたことによる影響と考えられる。
質疑なし
報告案 第1号 → 承認
- エコバスの利用者数は前年比2%減、運賃収入は16.7%増。利用者数が減少しているのに運賃収入が増えているのは、平成26年4月以降回数券の綴り枚数を14枚から12枚に変更したことで事前に駆け込み購入があり、その後しばらく回数券購入による収入が抑えられたことによる影響と考えられる。
- エコバス・エコタクの利用状況等について、利用者数及び運賃収入を前年度同時期と比較して報告。
2)報告案 第2号 エコバスダイヤ改正(平成27年10月1日)について
- 議事資料により事務局から報告
- 路線延長、バス停新設、バス停名称変更、恵庭南高校帰り便新設などにより時刻表を改正
- 恵み野里美地区への路線延長。
- 「75フレスポ恵み野」「76JR恵み野駅西口」及び「85島松寿町2丁目」の停留所を新設。
- 停留所新設により「JR恵み野駅」を「18JR恵み野駅東口」に、「島松寿町」を「84島松寿町1丁目」に改称。
- 昨年まで冬期間臨時便で対応していた「恵庭南高校帰り便」を通常便として設定。
- 路線延長・バス停増設に伴う改定で循環路線距離が2キロ延長及び、運行所要時間7分間増加。
- 一周の所要時間の増加に伴い区間便数を削減しており、朝1便と夜4便を削減。
- 以上により時刻表を改正し「ecoバスマップ」改正版を作成。
- 平成27年10月1日から変更。
質疑なし
報告案 第2号 → 承認
- 路線延長、バス停新設、バス停名称変更、恵庭南高校帰り便新設などにより時刻表を改正
3)議案 第1号 協議運賃に係る消費税の取り扱いについて
- 議事資料により北海道運輸局札幌運輸支局 佐藤運輸企画専門官より説明
説明者
- 協議運賃に係る消費税の取扱いについては、税込み運賃額(表示運賃額)に変更がないよう本体価格をいったん引き下げした上で消費税分を転嫁することは運賃制度上問題ないとの運輸省見解を受け、補助金申請等において協議運賃に含まれる消費税額(率)を明確にする必要があると思われるため、本協議会で協議のうえ議事記録いただきたい。
なお、別添「資料」は補助対象事業者向け文書となっています。
委員
- 増税分はバス事業者が負担していたということか。
事務局
- 消費税率8%を運賃に転嫁したものとして、市の委託料の中で考慮されている。
説明者
- 原則として増税分を運賃に転嫁すべきとされており、消費税増税時に協議されるべきであったが、このたびの本省見解を受け、取扱いについて整理したため今回協議いただきたい。
委員
- 市民に周知する必要はあるか。
説明者
- 協議会の承認記録があれば問題ない。
委員
- 消費税10%の時も影響するということですね。
説明者
- 運賃に転嫁するということです。
進行
- 他に質疑ありませんか。
質疑なし
議案 第1号 → 承認
4)議案 第2号 冬期臨時便(高校生用)の運行について
- 議事資料により事務局より説明
- 臨時便の運行について、昨年からの変更点と委託事業者について説明。
- 今年度も臨時便の運行を考えているが、変更事項として「南高帰り便」を通常便とした。
- また、「JR島松駅」~「恵庭南高校前」のAコース先行便を、途中「25セイコーマート文京店前」~「42恵庭南高校前」を直行とし、特に利用が増える「JR恵庭駅西口」~「恵庭北高校前」のBコース併走便の運行を11月16日から開始したい。
- 運行事業者について、下記の事業者との見積り合わせにより委託契約したい。
- 恵庭南高校(朝直行便) ⇒ 富士ハイヤー株式会社
- 恵庭南高校(Aコース先行便) ⇒ 富士ハイヤー株式会社
- 恵庭北高校(Aコース帰り便) ⇒ 富士ハイヤー株式会社
- 恵庭北高校(Bコース併走便) ⇒ 千歳相互観光バス株式会社
- 昨年度までは、道路運送法第21条(一時的な運送等)の許可により運行していたが、札幌運輸支局からの指導もあり、今年度からは同法第4条(一般乗合旅客自動車運送事業)の許可を受けて運行する。
- 臨時便の運行について、昨年からの変更点と委託事業者について説明。
参照
(一般旅客自動車運送事業の許可)
第四条 一般旅客自動車運送事業を経営しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければならない。
2 一般旅客自動車運送事業の許可は、一般旅客自動車運送事業の種別(前条第一号イからハまでに掲げる一般旅客自動車運送事業の別をいう。以下同じ。)について行う
(乗合旅客の運送)
第二十一条 一般貸切旅客自動車運送事業者及び一般乗用旅客自動車運送事業者は、次に掲げる場合に限り、乗合旅客の運送をすることができる。
一 災害の場合その他緊急を要するとき。
二 一般乗合旅客自動車運送事業者によることが困難な場合において、一時的な需要のために国土交通大臣の許可を受けて地域及び期間を限定して行うとき。
質疑なし
議案 第2号 → 承認
5)議案 第3号 平成28年度事業者選考ついて
- 議事資料により事務局より説明
- エコバス・乗合タクシー(エコタク)ともに平成27年度から平成29年度までの運行については3年間のサイクル契約となっている。
- サイクル契約事業者と見積り合わせにより契約したい。
- 運行許可までの事務手続きに、約2ヶ月を要するため平成28年1月までに選考したい。
- 選考事業者と恵庭市が平成28年4月1日(平成28年3月末)契約。
- 見積り合わせから契約までに関して、事務局に一任いただきたい。
- 当該年度サイクル契約事業者
- エコバス・乗合タクシー(エコタク)ともに平成27年度から平成29年度までの運行については3年間のサイクル契約となっている。
エコバス事業
- JR北海道バス株式会社
- 千歳相互観光バス株式会社
乗合タクシー事業
富士ハイヤー株式会社
質疑なし
議案 第3号 → 承認
6)議案 第4号 恵庭市地域公共交通総合連携計画について
- 議事資料により事務局から説明
- 「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき、平成22年3月に「恵庭市地域公共交通総合連携計画」を策定、平成31年度までの10年間を長期計画期間としたなかで、「恵庭市地域公共交通活性化協議会」で随時評価し改善を継続してきた。平成22年度から平成24年度までを基本計画期間とし、平成25年度から平成27年度までを実施計画期間として推進してきたが、平成28年度以降の実施期間も計画を継続するのか、または変更するかを検討したい。また、平成26年12月の「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の一部改正により、平成32年度以降の計画について、「地域公共交通網形成計画」の策定についても含めて検討が必要と思われる。
- 当該計画の実施期間である平成28年度から平成31年度について計画を継続するか、基本計画を新規路線の検討及び路線再編等を含め変更するか今年度中に検討したい。
- 長期的計画期間終了後の平成32年度以降について「恵庭市地域公共交通総合連携計画」から「地域公共交通網形成計画」へ変更するかを含めて検討していきたい。
- 「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき、平成22年3月に「恵庭市地域公共交通総合連携計画」を策定、平成31年度までの10年間を長期計画期間としたなかで、「恵庭市地域公共交通活性化協議会」で随時評価し改善を継続してきた。平成22年度から平成24年度までを基本計画期間とし、平成25年度から平成27年度までを実施計画期間として推進してきたが、平成28年度以降の実施期間も計画を継続するのか、または変更するかを検討したい。また、平成26年12月の「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の一部改正により、平成32年度以降の計画について、「地域公共交通網形成計画」の策定についても含めて検討が必要と思われる。
委員
- 再編は平成28年度からということか。
事務局
- 平成27年度で調査中。
委員
- 検討時は、バス事業者の意見は取り入れられるか。
事務局
- ご意見を頂きたい。
委員
- 平成22~23年度=実証運行、平成24年度=本格運行→継続中。平成27年度までの計画を踏襲しながら再編するということか。
事務局
- そのことも含めて検討が必要と考える。
委員
- 総合連携計画は毎年見直すということか、高齢者等の中には度々の変更は混乱して利用に不安を感じる方もいる。
事務局
- 大きな変更や見直しは、大規模開発等に合わせて行う予定であり度々とは考えていない。
委員
- 「バス待合施設整備事業」は実施可能なのか、無理な計画は載せる必要があるのか。
事務局
- これまでに、バス停にベンチを6箇所設置。計画には入れておきたい。
委員
- 関係機関と調整して事業スケジュールを進められたい。
進行
- 他に質疑ありませんか。
質疑なし
議案 第4号 → 承認
- その他
事務局
次回協議会を平成28年1月中に開催したい。
- 閉会
生活環境部 生活環境課
電話 :0123-33-3131(内線:1181・1183)
ファックス :0123-33-3137
更新日:2019年03月29日