救急車の適正利用と119番通報について

更新日:2023年08月24日

現在、恵庭市内には救急車が3台あり、消防署・島松出張所・南出張所にそれぞれ1台ずつ配備されています。

恵庭市内で119番通報をすると、まずは消防署にある消防指令センターに電話がつながり、その場所まで最も近い救急車が向かう体制となっています。

 

救急車の出動件数は、10年前の平成23年が1,886件だったのに比べ、昨年令和4年では3,073件と大幅に増加しており、1日に平均して約8件出動している計算になります。

 

恵庭市の救急車3台すべてが出動している場合には、近隣市の消防から出動してもらうこともあり、市内から救急車が向かう場合には8分程度で到着するのですが、市外から向かう場合には20分程度かかってしまいます。

 

また、救急車を呼んでも実際には救急車が必要なかった場合が約20%、病院に搬送されても約40%の人は入院を必要としない軽症者となっているのが現状です。

 

救急車は緊急の処置が必要な方を少しでも早く医療機関へ搬送するための緊急車両です。

生命に関わる怪我や病気をし、一刻の猶予もない事態であるのに救急車の到着が遅れてしまったら、本来であれば助かったかもしれない命が救えないという可能性も考えられます。

 

しかし急病人が発生したけれど、救急車が本当に必要なのか・呼んでも大丈夫なのか、という問い合わせも多く寄せられています。

そういった判断の手助けをしてくれるのが、Q助というサービス。非常に簡単な操作で救急車が必要なのかどうかを判断してくれます。スマートフォンで利用できるアプリ版と、WEBブラウザ版がありますので、緊急の備えとしてご準備をお願いします。

また、お子様の場合には小児救急電話相談というサービスもあります。こちらは#8000にダイヤルすることで、小児科医・看護師に電話連絡できるものとなっています。

本当に救急車を必要としている人に1秒でも早く救急車を利用してもらうため、皆様ご協力お願い致します。

救急車が必要な場合(高齢者)
救急車が必要な場合(大人)
救急車が必要な場合(子供)

緊急事態に遭遇した時、冷静に119番通報をするために、119番通報の例をご紹介します。

119番通報のやり方

一番大切なのは慌てずに『出動する場所』を伝えることです。不明な場合は目印になるような建物でも構いません。
電話の最中でも、救急車を向かわせる指示を出していますので、落ち着いて下さい。

 

そのあとに誰がどんな状況なのかをお聞きしていきます。必要であれば、応急処置の方法をお伝えしますので、指示に従って処置をお願いします。

このページに関するお問い合わせ先

消防署 救急指令1・2課

電話 :0123-33-0992
ファックス :0123-33-7105
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