令和6年度製造の恵庭市有料指定ごみ袋における変更点及び市長表彰について

更新日:2024年02月03日

恵庭市有料指定ごみ袋の変更点について

  令和6年度に製造する有料指定ごみ袋のデザイン等は、今までと大きく変更となります。

  今回の変更は「環境への配慮」を目的とした変更ですので、ごみ処理手数料(ごみ袋の販売金額)に変更はありません。現在お使いいただいているごみ袋も引き続きご利用できますので、ご安心ください。

  なお、市内への流通は、各店舗での在庫がなくなり次第となりますので、令和6年の秋頃から順次購入できるようになる予定です。

1.バイオマスプラスチックの含有

  バイオマスプラスチックとは、植物などの生物資源から作られる「生物由来のプラスチック」のことです。

  従来のごみ袋は石油からごみ袋を製造していましたが、今回導入するごみ袋はサトウキビなどの植物由来の物質(バイオマスプラスチック)を一部含有し、ごみ袋を製造します。植物は光合成を行うときにCO2を吸収するため、バイオマスプラスチックを使ったごみ袋は、温室効果ガス排出量を削減することができるといえます。

  そのため、焼却処理をする「燃やせるごみ用袋」と「ボランティア袋(草木類用)」にそれぞれ10%のバイオマスプラスチックを含有します。この取り組みは、全国的に見ても先進的な取り組みであり、恵庭市の掲げるゼロカーボンシティの実現に大きくつながるものです。

2.再生原料の含有

  再生原料とは、使用済み製品や製造工程から出る廃棄物を回収し、材料として利用できるように処理した原料です。令和6年度に製造するごみ袋からは、ごみとなる予定の「航空会社で使用した航空貨物輸送用シート」と「配送サービス会社で使用した商品梱包用のストレッチフィルム」を再生原料として使用します。

  これにより、廃棄物の減量と安価な材料の調達による経費の削減につながります。

3.デザインの変更

  現在、多くのコンビニエンスストアやスーパーではお買い物の際に使用するレジ袋を有料で販売しています。

  そこで、ごみ袋を一枚単位で販売できる店舗を拡大し、レジ袋を使用する代わりとしてごみ袋を使用することでプラスチックごみの削減推進とエコバッグの用途も兼ねるという利便性の向上を目的として、使用時に抵抗がなく親しみやすいデザインに変更します。

4.各種識別マークの表示

  バイオマスプラスチック及び再生原料の含有率によって、それぞれ「バイオマスマーク」、「エコマーク」という識別マークを表示することができます。

  恵庭市ではバイオマスプラスチックを10%、再生原料を40%含有しますが、その含有率は識別マークの取得条件を満たしていることから、令和6年度製造のごみ袋から新たにバイオマスマークを表示します。

バイオマスマーク

                バイオマスマーク

エコマーク

                      エコマーク

市長表彰について

  市では、レジ袋の代わりとして使うことができる、持ち帰りに抵抗のない親しみやすいデザインへの変更を目的に令和6年度有料指定ごみ袋のデザインを募集し、市内在住の市民の皆様から総数100点のご応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございます。 素晴らしいデザインの中から、審査委員会で選考した3作品を発表いたします。

 

~最優秀作品賞~ 

・中山 知香 さん

   一目で誰もが恵庭市のごみ袋とわかるよう、恵庭のシンボルをたくさんつめ込みました。

 ・牧野 羽純 さん

   恵庭市のシンボルを出したかったです。

・阿部 沙葉 さん

   親しみやすいデザインになればと思い、恵庭市の花のスズランと、えこりん村のアルパカを合体させてみました。

 

  なお、採用された3名の応募者の方につきましては、令和6年1月31日(水曜日)に、原田市長より最優秀作品の受賞式を行い、受賞賞品を贈呈しました。 デザインはどれも独創的でありながらも恵庭市らしさを兼ね備え、ごみ袋の新しいイメージを素晴らしいものに仕立て上げています。たくさんの応募ありがとうございました。

賞品贈呈の様子

賞品贈呈の様子

全体での集合写真

最優秀作品賞受賞者

・中山 知香 さん(写真左)

・牧野 羽純 さん(写真中央)

・阿部 沙葉 さん(写真右)

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部 ゼロカーボン推進室 廃棄物管理課

電話 :0123-33-3131(内線:1133)
ファックス :0123-33-3137


お問い合わせはこちら