樹種更新における抜根作業の試験施工について
樹種更新とは
生長の早い樹種(プラタナス)は毎年剪定を行わなければならず、その管理コストの負担が大きな課題となっています。
そこで、柏木戸磯通のプラタナスについては伐採を行い、異なる樹種を新たに植樹(樹種更新)することで、街路樹の管理コスト縮減と街路樹が本来持つ機能の回復を図る取り組みを進めています。
樹種更新に伴う除根作業の試験施工
樹種更新にあたっては、新たな樹木を植栽する前の準備作業として、既存樹木を伐採し、根を取り除く除根作業が必要となります。
この除根作業については、これまでは土を掘り起こしつつ、チェーンソー等で根を1本ずつ切断する方法が一般的でしたが、根の形状に合わせて作業を進める必要があり施工性が極めて悪いなどの課題があることから、樹種更新のように連続的に多くの除根を実施することには向いていない手法でありました。
このような状況を踏まえて、課題を解決するための新たな手法として、建設機械を用いた除根作業の試験施工を実施しました。
除根作業前の切株
除根作業開始
除根作業中
除根作業完了
試験施工実施の結果、周辺の住居や道路の通行に大きな影響を与えずに施工できること、1本あたり20~30分程度で除根作業が完了すること、縁石ブロックや舗装などの道路施設を破損することなく除根作業が可能であることなどについて確認することができました。
令和6年度以降、上記建設機械を用いた除根作業を計画的に進めてまいります。
建設部 管理課
電話 :0123-33-3131(内線:2421)
ファックス :0123-33-3137
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更新日:2023年12月15日