街路樹の再生指針に基づく樹種更新について
街路樹の再生指針とは?
本市の道路などに植栽された街路樹は大きく生長し、市街地における貴重な緑として、また公園や緑地をつなぐ緑の帯として、沿道景観の向上や環境等に大きな役割を果たしています。
一方で、植栽から 40 余年の歳月が経過するものも増え、倒木の危険性増加、街路樹の撤去及び強剪定、夏場の病害虫発生、日照阻害、秋には落ち葉の苦情や要望も年々増加するなど様々な問題も発生しています。
本指針は、街路樹が本来の機能と姿を取り戻し、これまで形成してきた緑豊かな街路景観を市民の財産として守りながら、道路利用者の安全性を確保しつつ、道路景観と生活空間との調和を形成することを目的として、将来に渡って効果的な街路樹再生を行っていくため、2019年12月に策定した指針です。
街路樹の再生指針(2019年12月) (PDFファイル: 10.2MB)
樹種更新とは?
生長の早い樹種(プラタナス)は毎年剪定を行わなければならず、その管理コストの負担が大きな課題となっています。
そこで、プラタナスについてはすべて伐採し、異なる樹種の樹木を新たに植樹(樹種更新)することで、街路樹の管理コスト縮減と街路樹が本来持つ機能の回復を図ります。
樹種更新の対象となる路線は?
街路樹にプラタナスが植栽されている路線のうち、柏木戸磯通や島松駅通など歩道の幅員が一定以上確保できる路線について樹種更新を実施します。

柏木戸磯通(プラタナス)
新たに植える樹種はどのように決定するの?
ステップ1
景観性や維持管理性などを検証し、街路樹に適した樹種を3種程度選定します。
ステップ2
街路樹を植栽する道路の沿線住民を含む道路利用者を対象に、恵庭市が選定した3種程度の中からどの樹種の採用が望ましいかを問うアンケート調査を実施します。
ステップ3
アンケート調査の結果を踏まえて、恵庭市が樹種更新で採用する樹種を決定します。
樹種更新はどのように進められるのか?
【伐採】
令和5年度と令和6年度の2か年で、恵庭市内のすべてのプラタナスを伐採します。
令和5年度 柏木戸磯通(漁川左岸地域)、茂漁通、恵庭大通
令和6年度 柏木戸磯通(漁川右岸地域)

【樹種選定】
令和5年度から順次、路線ごとの樹種を選定していきます。
【新しい樹木の植栽】
令和6年度より順次、新しい樹木を植栽します。
建設部 管理課
電話 :0123-33-3131(内線:2421)
ファックス :0123-33-3137
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更新日:2023年04月17日