3・4・111 基線通(道道 恵庭栗山線)整備事業について
1．路線概要
・3・4・111基線通（道道 恵庭栗山線）はJR千歳線を跨ぐ路線であり、JR線で分断されている南北を連絡する市街地の骨格をなす幹線道路です。
・北海道が事業主体として進めております本事業は、現状の道路幅員を拡幅することにより、利便性の向上、交通安全の確保を図り、地域の都市機能の向上に資する事業です。
1．既設跨線橋の老朽化及び耐震化対策
2．通学路としての利便性や安全性の向上
3．適切な道路規格での整備による安全性・利便性・機能性の向上
2．事業区間
事業区間については、起点となる柏木戸磯線交差点から終点を恵庭北78号線とする延長590mの区間となります。
・起点：柏木戸磯線交差点
・終点：恵庭北78号線
・延長：590m
3．道路構造
道路構造については、従来の道路幅員および、整備後の道路幅員は次のとおりとなります。
車道幅は1.7m広くなり、歩道については2.5mの片側歩道から3.5mの両側歩道となります。
・従来の基線通
・計画断面
4．工事について
工事期間については、2020(令和2)年9月から2025(令和7)年12月の5年間を予定しております。また、今回の工事においてJR千歳線に架かる跨線橋も架け替え工事を実施するため、車両及び歩行者ともに通行止めにより工事を進めております。通行止めの期間は、2021(令和3)年6月から2025(令和7)年3月を予定しております。なお、歩行者に対しては仮歩道の整備を行い、仮歩道の使用期間は通行止め期間の2021(令和3)年6月から2025(令和7)年3月を予定しております。
(1)工事期間：2020(令和2)年9月～2025(令和7)年12月(予定)
(2)通行止め期間：2021(令和3)年6月～2025(令和7)年3月(予定)
(3)仮歩道使用期間：2021(令和3)年6月～2025(令和7)年3月(予定)
5．工事概要
(1) 2020(令和2)年度【実績】
2020(令和2)年は仮歩道及び仮歩道橋の整備を行いました。その内、仮歩道橋の施工についてはJRの上空及びJRに近接する作業となることから夜間作業により実施しました。
【北海道 施工】
1）仮歩道橋 設置 (※JR部はJR北海道 施工)
2）仮歩道 整備
【恵庭市 施工】
1）上水道 設置(和光町側L側)
2）下水道 設置(和光町側L側)
(2) 2021(令和3)年度【実績】
2021(令和3)年は、まず先に通行止めを実施し、仮歩道の使用を開始しました。その後、JR跨線橋の上部工(橋桁)の撤去作業を行いました。この作業については、JRの上空での作業となることから夜間作業にて施工しました。また、和光町側の盛土の撤去を施工しました。
【北海道 施工】
1）既設道路橋・既設歩道橋 撤去 (※JR北海道 施工)
2）和光町側 盛土工 撤去
【恵庭市 施工】
1）上水道 設置(和光町側横断部)(黄金側L側)
2）下水道 設置(和光町側R側および横断部)(黄金側R側)(新設市道・千歳側)
(3) 2022(令和4)年度【実績】
2022(令和4)年度の工事については、跨線橋の下部工（橋台）の撤去作業を実施しました。この作業については、JRに近接する作業となることから夜間作業にて施工しました。そのほか、新設橋梁の桁製作、橋台工の新設および橋脚の基礎工の施工をしました。
【北海道 施工】
1）既設橋梁 下部工 撤去 (※JR北海道 施工)
2）新設橋梁 上部工(桁) 工場製作
3）下部工(A2橋台・橋脚基礎)施工 (※橋脚基礎についてはJR北海道 施工)
4）擁壁工 施工(和光町側L側 約40m)
5）盛土工 撤去(和光町側・黄金側)
【恵庭市 施工】
1）上水道 設置(和光町側R側)(新設市道・千歳側)
2）下水道 設置(黄金側L側)
3）新設市道 舗装工事(千歳側)
(4)2023(令和5)年度【予定】
2023(令和5)年度の工事については、橋台・橋脚の新設、擁壁工の施工を予定しております。
※あくまでも予定ですので、状況等により変更となる場合があります。
【北海道施工】
1)下部工 (A1橋台、P1橋脚躯体)施工(※橋脚躯体についてはJR北海道 施工)
2)擁壁工 施工(和光町側・黄金側)
【恵庭市施工】
1)上水道 設置(和光町側横断部)(新設市道・札幌側)
2)下水道 設置(新設市道・札幌側)
3)新設市道 舗装工事(札幌側)
建設部 土木課
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更新日：2023年09月29日