カリンバ展示室と史跡の現況
カリンバ展示室
カリンバ遺跡で見つかった遺物は、郷土資料館のカリンバ展示室でご覧いただけます。大型合葬墓3個から出土した重要文化財397点のうち漆塗り装身具は劣化を防ぐため複製品を展示していますが、首飾りや腕輪などの玉と土器は実物を展示しています。大型合葬墓3個以外のお墓に副葬されていた漆塗り装身具(櫛と腕輪)、玉(首飾りや腕輪)、石棒などは実物を展示しています。また、郷土資料館のロビーには、大型合葬墓2個の実物大の複製品も展示しています。(郷土資料館への地図は下記リンクからご覧ください。)
重要文化財の漆塗り装身具は、毎年秋に約1週間、恵庭市内の施設で展示公開しています。開催が近づきましたら最新情報ページに詳細を掲載します。
重要文化財の漆塗り装身具展示について
令和2・3年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為開催しませんのでご了承願います。
カリンバ展示室
首飾りと腕輪の玉(重要文化財)
重要文化財の漆塗り装身具(複製品)
大型合葬墓の複製品
史跡の現況
カリンバ遺跡は平成11(1999)年の市道部分の発掘調査で縄文時代後期末(約3,000年前)の漆塗り装身具が副葬された土坑墓群が見つかりました。それを受けて平成12~15年に同じような遺跡が残されていないかを調べるために道路周辺において詳細分布調査を行いました。その結果、市道の両側に同様な土坑墓がまだ数多く残っていることがわかり、該当部分は平成17年に国の史跡に指定されました。
現在、史跡には標柱、案内板と花壇があるのみですが、将来的に史跡ガイダンス施設を建設するなど公園整備を行っていく計画です。(史跡への地図は下記リンクからご覧ください。)
史跡指定地とその周辺
標柱と案内板
花壇
わずかに残る旧カリンバ川
教育委員会教育部 郷土資料館
電話 :0123-37-1288
ファックス :0123-37-1288
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更新日:2021年10月22日