少しずつ始めてみませんか -就労準備支援制度-

「社会参加に不安がある」「人とコミュニケーションがうまくとれない」「仕事が長続きせず、ひきこもりがち」「自分でもどうしたらいいか、何がしたいのか分からない」

このような仕事に関するお悩みはありませんか？
また、家族や周りの方でお悩みの方はいませんか？

恵庭市では、生活困窮者自立支援制度に基づき、「就労準備支援事業」を実施しています。

窓口では、社会福祉士等の資格をもつ相談支援員がさまざまな事情ですぐには仕事に就くことが難しい方々に対し、仕事を始める前段階の準備として、安定して仕事を続けるための基礎能力を身につける活動を実践しています。

（1）日常生活自立支援
社会参加に必要な生活習慣の形成や回復をはかるため、「起床及び就寝をする」「身だしなみを整える」等の日常生活習慣をつけるための助言等を行ないます。
＜主な対象者像＞
 ・ひきこもりやニート
 ・昼夜逆転している方等、社会生活を営む上で必要な基本的な生活習慣の確立が不十分な方

（2）社会生活自立支援
就労の前段階として、社会的なつながりの重要性を再確認し、就労への意欲喚起を図るため、ボランティア活動、職場見学等の訓練を行い、社会参加能力の習得を目指します。
＜主な対象者像＞
・不就労期間が長期におよび社会参加に消極的になっている方
・就労経験が乏しく、就労の前段階として社会参加能力の習得が必要な方
・他者との関わりに不安を抱えている方

（3）就労自立支援
継続的な就労経験の場を提供するとともに、模擬面接の実施、就職活動に向けた技法知識の習得等、一般就労に向けた具体的な準備支援を行ないます。
 

社会福祉法人 恵庭市社会福祉協議会

〒061－1446 恵庭市末広町124番地
電話番号    (0123)33－9436
ファクス番号    (0123)33－9709
メール syakyo@eniwa-syakyo.or.jp
ホームページ http://eniwa-syakyo.or.jp

8時45分から17時15分まで
（土曜日、日曜日・祝日・年末年始を除きます）

恵庭市内在住で生活に困っている方、今後の生活に不安な方はだれでも相談できます。年齢制限はありません。相談は無料です。
経済的な問題で困っている方、長く失業している方、引きこもりやニートで悩んでいる方、働いた経験がなく不安な方など、生活に問題を抱えている方はどなたでもご相談ください。
（注意）生活保護を受給されている方は除きます

経済的に困っていたり、生活を維持することができなくなると不安を感じている方へ、包括的な支援を行う制度です。
生活に困っている人は、仕事の問題だけではなく、心身や住居の問題、家族の問題など、さまざまな悩みを抱えています。

そのような方々の尊厳を守り、その意思を尊重しながら、地域社会の中で少しづつ自立していけるように、横断的な支援を実現していくために作られた制度です。