ケアラーについて理解を深めるシンポジウム2023を開催しました。

更新日:2023年09月26日

概要

令和5年9月9日(土曜日) 13時30分から16時30分まで恵庭市民会館大ホールにて「ケアラーについて理解を深めるシンポジウム2023~家族の問題は家族で解決はもう限界。ケアラー支援で社会はどう変わる?!~」を開催し、市民、民生委員児童委員、学校・医療・福祉関係者約350人もの多くの皆様にご参加いただきました。

sityouaisatu

ケアラー基調講演

ケアラー基調講演として、元おニャン子クラブメンバーの新田恵利さんから「介護は突然やって来る!~ケアラーにしかわからない幸せ~」をテーマにお母様の介護実体験談を交えてご講演いただきました。

nittasan

 ヤングケアラーパネルディスカッション

 ヤングケアラーパネルディスカッションでは「ヤングケアラーへの気づきと支援~SOSを見逃さないために~」をテーマに、3名のパネリスト、コーディネーターの計4名をお迎えし、各パネリストの立場からヤングケアラーについて学術的、具体的な支援体験談、北海道における制度を交えヤングケアラーの実情について意見を交換しました。

・コーディネーター 伊藤 新一郎さん(北星学園大学教授)

・パネリスト

1.濱島 淑恵さん(大阪公立大学准教授)

2.加藤 高一郎さん(北海道ヤングケアラー相談サポートセンター長)

3.山谷 信夫さん(北海道保健福祉部子ども政策局子ども家庭支援課虐待防止対策担当課長)

paneru

参加者からは、「新田さんの体験談が自分が介護するほうでもされるほうでも大変ためになった」「ヤングケアラーに対する支援の道しるべになった」「ケアラー・ヤングケアラーを社会全体で支えていきたい」「各分野の民間事業者と行政各部署との連携が必要」との声が聞かれました。

ケアラー・ヤングケアラーは、大人から子供まで誰もがなりえるものであり、時間・精神・経済的に拘束され、自身の健康を害したり社会的に孤立したりする人が少なくないのが現状です。

ケアラー・ヤングケアラーの皆様がお世話をすることに対し誇りを持つ一方、困ったときに地域全体で支えていけるような支援の仕組みづくりやケアラーについて正しい知識の周知啓発について、恵庭市では引き続き取り組んでいきます。

主催

恵庭市・一般財団法人自治総合センター

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 福祉課


電話 :0123-33-3131(内線:1211)
ファックス :0123-33-3137
お問い合わせはこちら