帯状疱疹予防接種について

更新日:2023年05月16日

帯状疱疹について

帯状疱疹とは、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。子どもの頃に初めて感染すると、水痘(水ぼうそう)を発症します。治った後もこのウイルスは神経節に潜んでおり、普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症しませんが、ストレスや過労、病気、加齢など免疫力が低下した際に、再び活性化し、帯状に痛みや発疹がでる帯状疱疹として発症します。

帯状疱疹の発症は、50歳以上になると増加し、70歳代でピークとなります。また、日本では80歳までに約3人に1人が発症すると推定されています。

帯状疱疹予防接種について

平成28年3月から、水痘ワクチンを50歳以上の方の帯状疱疹予防として接種することができるようになりましたが、現時点では接種を希望する方が任意で受ける予防接種として位置づけられているため、市において費用助成は行っておりません。(全額自己負担の予防接種となります。)

また、帯状疱疹ワクチンは2種類あります。接種方法や回数などに違いがあるため、予防接種実施機関等にご相談ください。

 

乾燥弱毒性水痘ワクチン

「ビケン」(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

「シングリックス」(不活化ワクチン)

接種回数 1回 2回(1回目から2か月あけて2回目接種)
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
副反応 注射部位の発赤、かゆみ、熱感、腫れ、痛み、硬結、全身症状として倦怠感、発疹など。非常にまれにアナフィラキシー、血小板減少性紫班病、無菌性髄膜炎など重篤な副反応が現れることがあります。 注射部位の痛み、発赤、腫れ、胃腸症状、頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱など。非常にまれにアナフィラキシーなど重篤な副反応が現れることがあります。
他の予防接種との接種間隔 予防接種前に、生ワクチンを接種した場合は、接種した翌日から27日以上の間隔が必要です。 特になし

※ただし、新型コロナワクチンとの接種間隔は、13日以上あけてください。

新型コロナワクチンとの同時接種はできません。

乾燥性弱毒性水痘ワクチン「ビケン」は、明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する方及び免疫抑制をきたす治療を受けている方には接種できません。

接種実施医療機関一覧

医療機関名 電話 医療機関名 電話
恵庭ふじたクリニック 29-7037 恵庭駅皮膚科クリニック 35-1112
えにわ内科消化器クリニック 35-3577 恵庭南病院 32-3850
岡田内科小児科医院 37-1414 尾形病院 37-3737
くどう内科循環器内科クリニック 35-1800 たかはしかえ内科・循環器クリニック 33-8800
ひまわり皮膚科形成外科クリニック 35-3337 福原医院 36-8029
恵み野耳鼻咽喉科クリニック 36-1000 恵み野内科循環器クリニック 37-4646
恵み野皮膚科クリニック 37-3111 恵み野病院 36-7555
かたおか内科循環器クリニック 35-1200

※上記の実施機関は令和5年5月時点のものです。

また、医療機関によって使用しているワクチンが異なります。事前にお問合せください。

予防接種を受けるにあたって、事前に予約が必要な場合があるため、必ず実施医療機関にご確認ください。

任意予防接種における健康被害の救済措置について

帯状疱疹予防ワクチンは任意の予防接種であり、予防接種法に基づく予防接種ではないため、万一被接種者に健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法と全国市長会予防接種事故賠償補償保険に基づく救済の対象となる場合があります。詳しくは下記のリンクページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健課

電話 :0123-25-5700
ファックス :0123-25-5720
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