家庭ごみ有料化の検討経過

更新日:2019年03月29日

恵庭市が目指すべき目標と道筋について、市民参画により検討!

 恵庭市では、「恵庭市第4期総合計画」において、市の将来都市像を「水・緑・花 人がふれあう生活都市えにわ」と定め、それを実現するための六つの目標を定めています。

 その目標の中に「ごみの減量とリサイクルの推進及び自然と共生する環境保全活動を掲げ、廃棄物等の「排出抑制・再利用・再資源化や省資源・省エネルギー」を進め、循環型社会を形成することを基本としています。

 このような中、「天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される持続可能な循環型社会の形成」を目指すために、平成19年6月、市民・事業者・行政が協働して取り組むべき考えから、市民意見を取りまとめるために、公募により参加する委員を募り「市民参画型市民会議・恵庭市ごみへらし市民会議」を発足させ、恵庭市が目指すべき目標と道筋について、市民が情報を共有した中で議論を深め、環境への負荷が低減される生活を実践する合意点を見出すための提言が取りまとめられ、市長へ提言書として提出されました。

提言書「恵庭市循環型社会を形成するための市民提案」提出

市民提言を踏まえ、恵庭市循環型社会形成推進施策(案)を策定

廃棄物減量等推進審議会へ諮問・答申

家庭ごみ有料化についての基本的考え方(案)策定

 この提言を受け、市では市に搬入されている一般廃棄物及び産業廃棄物を対象として、廃棄物等の「減量化・再資源化」を推進するとともに、多くの廃棄物を「資源」として「循環」させるための具体的施策として「恵庭市循環型社会形成推進施策(案)」を策定し、平成20年2月、市長の諮問機関である恵庭市廃棄物減量等推進審議会へ諮問をいたしました。

 その後、施策(案)20項目について審議を重ねるとともに、有効なごみ減量施策の一つである「家庭ごみの有料化」について、国の動向や道内各市の実態調査状況、家庭ごみ有料化制度の仕組みなどについての事務局説明を行い、本市における「家庭ごみの有料化についての基本的考え方(案)」をとりまとめ、その考え方により審議を行っていただき、その結果、平成20年7月に同審議会において、「家庭ごみ有料化は、ごみに対する市民の意識を高め、ごみ減量化並びに資源化の推進を図るものであります。」との答申を受けました。

 この答申では付帯意見として、「家庭ごみの有料化は新たな市民負担を求めることから、市民に対して十分な説明を行うとともに、必要な周知期間を置くなど円滑に実施できるように配慮すること。」また、「有料化の対象とするごみの範囲の中で資源ごみについては資源化促進の観点から慎重に判断されたい」とされました。

家庭ごみ有料化市民懇談会開催

 答申を踏まえ、平成20年9月4日より25日まで「家庭ごみ有料化についての基本的考え方(案)」及び「恵庭市循環型社会形成推進施策(案)」についての市民懇談会を開催し、16会場において502名の市民の皆様に参加をいただくとともに意見交換を実施させていただきました。

家庭ごみ有料化についての基本的考え方策定

恵庭市循環型社会形成推進施策策定

市民懇談会意見を踏まえ家庭ごみ有料化実施計画策定

公共料金等審議会へ諮問・答申

 市民懇談会での意見交換やアンケート意見を踏まえ、市では、有料化制度の内容について検討を重ね、平成20年11月、家庭ごみ有料化実施計画を策定するとともに、家庭ごみ処理手数料については、公共料金となることから、平成20年11月、公共料金等審議会へ諮問して議論を重ねていただき、その結果、平成20年12月、同審議会より「家庭ごみ有料化は、ごみの分別意識の向上やリサイクルの促進が図られ、環境への負荷の軽減につながるものでなければならないとの観点から、近隣市の状況や受益者負担のあり方を含め、総合的に判断した結果、止むを得ないものとする」との答申を受けました。

 この答申では、付帯意見として、「循環型社会の促進を図るためには、家庭における「ごみの発生抑制」や「再使用・再生利用」の取り組みが重要であり、そのためには有料化に伴うごみ減量の状況や減量効果を正しく理解していただくことが肝要であることから、市民周知について十分に取り組んでいただきたい。また、有料化に伴い不法投棄の増大が懸念されることから、地域と行政が一体になった監視体制や防止対策を講じることが肝要であり、また、幼少期から規律ある生活習慣を身につけさせていく必要性もあることから、学校における環境教育の取り組み強化について要望します。」とされました。

家庭ごみ有料化市民説明会開催へ

 これらの経緯を踏まえ、町内会単位を基本とした「市民説明会」を開催するために、恵庭市内の全ての町内会との日程調整を行い平成21年1月11日(日曜日)から、家庭ごみ有料化制度についての説明会を開催させていただきました。

 説明会では、有料化に至った経緯、制度の内容等を市民の皆様に詳しく説明するために、各町内会の協力を得て、継続して11月まで実施し、合計92回、3,569人の市民の皆様に参加いただくとともに意見交換を実施させていただきました。

家庭ごみ有料化の実施が決まりました

市議会において条例改正案可決

 家庭ごみの有料化が盛り込まれた廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案が、3月23日平成21年第1回市議会定例会において可決されました。

 このことにより、家庭ごみの有料化が平成22年4月1日より実施されることになり、有料化実施までの約1年間の周知期間を設け、また実施に向けての準備を進めるとともに、その内容について丁寧かつきめ細かい市民説明を行い、市民の皆様にお知らせさせていただきました。

家庭ごみ有料化の実施を受け1年間の市民周知を実施

あらゆる媒体を活用しての情報提供

 家庭ごみ有料化実施が決まったことを受け、市では丁寧かつきめ細かい市民説明を実施し、円滑な家庭ごみ有料の導入を図ることを目標にあらゆる媒体を活用させていただきました。

 その実施方法については、広報「えにわ」をはじめとして、民間情報誌「ちゃんと」への掲載のほか、有料化に併せて恵庭市のごみ処理についての情報やごみ減量への市民活動を掲載したごみ情報誌「ecoる」等の複数回発行、また、FM放送e-niwaでの実施方法の市からの生の声での告知を行う等、幅広く市民の皆様にお知らせさせていただきました。

環境教育の一環として市内小学生にイメージキャラクターを公募

 次世代を担う子どもたちへ恵庭市のごみについて関心をもっていただくために、また、環境教育の一環として、ごみ減量イメージキャラクターを市内4年生以上の小学生を対象に募集し、397点もの多数の応募をいただきました。

 その中から、厳正なる審査を行い、ごみ減量・リサイクル推進キャラクター「クリーンちゃん」を決定し、有料指定ごみ袋への掲載をはじめ、啓発用ポスター、ごみ分別事典、情報誌「ecoる]等啓発を図るためのキャラクターとして使用させていただくこととしています。

ごみ減量・リサイクル推進に向けて企業の皆様にご協力いただいています

 循環型社会を形成するための目標として、市民・事業者・行政の3者協働での取り組みを進めることとしていることから、市では有料指定ごみ袋外装袋及びごみ分別事典への企業広告掲載を募集いたしました。

 この企業広告掲載については、市内のたくさんの企業の皆様にご協力いただきました。

 また、広告掲載料については、ごみ処理関連事業に役立てていくこととしています。

家庭ごみ有料化実施方法についての市民説明会開催へ

 家庭ごみ有料化実施を直前に控え、その実施方法について詳しく市民の皆様にお知らせするために、平成22年1月から町内会単位を基本として再び市民説明会を実施させていただきました。

 説明会では、有料化に伴い変更となる有料指定ごみ袋やごみ処理券の使用方法のほか、販売方法や料金、ボランティア清掃や助成制度について詳しく説明させていただきました。

 市民の皆様からの積極的な説明会の申し込みを受け、有料化実施直前の3月末まで実施し、合計86回、3,864名の市民の皆様のご参加をいただくとともに意見交換を実施させていただきました。

 平成20年9月に実施した市民懇談会の開催から約1年6か月に亘り、合計194回の懇談会及び説明会を開催させていただき、7,935名という多くの市民の皆様のご参加をいただきました。

ごみの出し方・分け方をより深く理解していただくために

 生活に密着したごみの出し方・分け方を理解していただき、ごみ減量・リサイクルの推進を図ることを目的に、市では初めて「ごみ分別事典」と啓発用DVD「実感して実行しよう恵庭のごみ減量・リサイクル大作戦!」を作成いたしました。

 この「ごみ分別事典」は、ごみの出し方・分け方の他にリサイクルに関する情報や50音別の分別事典等幅広く情報を掲載させていただだき、市内全戸配布及び転入者への配布も実施しています。

 また、啓発用DVDについても、分別マナーや分別後の各施設での処理方法等を詳しく紹介した内容となっており、また、市民の皆様への貸し出しについても実施しています。

 ごみの出し方・分け方で困ったときは、これらを積極的にご活用していただきたいと考えています。

家庭ごみ有料化の実施を実感していただくために

 家庭ごみ有料化の実施を直前に控え、その実施を周知をより一層進めるために、市では、家庭ごみ有料化3点セットを全戸配布いたしました。

 この3点セットは、ご家庭で使用する有料指定ごみ袋の大きさの参考としていただくためのものとして、ごみ袋8種類1枚づつとごみ処理券1枚を合わせた「有料指定ごみ袋等試供品」のほか、ごみの出し方・分け方等を詳しく冊子としてまとめた「ごみ分別事典」、ごみの収集日を掲載した「ごみ・リサイクル収集カレンダー」の3点を一セットにして提供させていただきました。

家庭ごみ有料化と併せて実施する施策

 市では、家庭ごみの有料化を「恵庭市循環型社会形成推進施策」に掲げる20項目の中の一つの効果的な施策と位置づけて実施することといたしました。

 しかしながら有料化をより効果的なものとするためには、併せて実施する施策展開が重要と考えており、平成22年度から有料化と併せて様々な施策を展開していきます。

  • 恵庭市環境美化等推進員登録制度
  • 集合住宅ごみ等優良保管場所認定制度
  • お店に返すリサイクル推進・啓発
  • ボランティア袋取扱要綱制定

平成22年4月1日「家庭ごみ有料化」実施

 平成22年4月1日から家庭ごみ有料化が実施されました。有料化実施に先行して3月1日から有料指定ごみ袋等の販売を市内各取扱店において開始させていただきました。

 この家庭ごみ有料化は3年間の検討期間と市民周知・説明を経て実施させていただきましたが、市民の皆様のご理解・ご協力のもとに、大きな混乱もなくスムーズな導入が図れたと考えています。

 市においても、有料化実施にあたり早朝巡回パトロールを実施し、ごみの排出状況を確認させていただき、ごみの排出方法についてのお知らせを行いながら、また、不法投棄防止対策として市内パトロールを強化しながら対応させていただきました。

 今後、有料化の実施により、ごみ量が減量されていくと考えていますが、効果的かつ持続的にごみ量が減少した状況を維持し、循環型社会に向けての一助となるように、様々な形での市民の皆様への情報提供を行っていきたいと考えています。

家庭ごみ有料化と併せて実施する施策

平成19年4月

市民会議参加委員公募

平成19年6月~12月

恵庭市市民参画型会議「恵庭市ごみへらし市民会議」開催、WS・全体会含め18回開催

平成19年10月

広報「えにわ」特集!「えにわごみへらし大作戦」

平成19年12月

提言書「恵庭市循環型社会形成のための市民提案」を市長へ提出

平成20年2月~6月

恵庭市循環型社会形成推進施策(案)策定

恵庭市廃棄物減量等推進審議会へ諮問

恵庭市循環型社会形成推進施策(案)に係る20項目に及ぶ減量施策について審議

平成20年3月

広報「えにわ」表紙!ごみへらしと再使用・再生利用は市民の理解と協力が不可欠です。

平成20年4月

パブリックコメント募集

平成20年6月

「家庭ごみ有料化についての基本的考え方(案)」策定

平成20年7月

廃棄物減量等推進審議会において「家庭ごみの有料化は、ごみに対する意識を高め、ごみ減量リサイクル推進並びに資源化の推進を図るものであります」との答申を受ける

平成20年8月

FMパンプキン広報・情報誌「ちゃんと」広報・情報誌「ルート36」広報、「家庭ごみの有料化市民懇談会について」

平成20年9月

家庭ごみ有料化市民懇談会(小学校区8校区を対象に開催)「家庭ごみ有料化についての基本的考え方(案)及び恵庭市循環型社会形成推進施策(案)についての意見交換・アンケート調査実施

家庭ごみ有料化市民懇談会開催状況
日時 場所 参加人数 開催時間 質問者数
平成20年9月4日(木曜日) 恵み野会館 52 18時30分~20時5分 9
平成20年9月5日(金曜日) 大町会館 58 18時30分~20時10分 8
平成20年9月6日(土曜日) 和光会館 20 18時30分~20時 5
平成20年9月8日(月曜日) 恵庭市民会館 34 18時30分~20時 9
平成20年9月9日(火曜日) 北栄会館 3 18時30分~19時40分 2
平成20年9月10日(水曜日) 柏陽会館 62 18時30分~20時 8
平成20年9月11日(木曜日) 恵み野会館 17 18時30分~20時10分 5
平成20年9月12日(金曜日) 島松寿会館 55 18時30分~20時10分 4
平成20年9月13日(土曜日) 島松公民館 50 18時30分~20時10分 11
平成20年9月16日(火曜日) 恵庭市民会館 36 18時30分~20時 5
平成20年9月17日(水曜日) 有明民館 17 18時30分~20時 7
平成20年9月18日(木曜日) 恵み野会館 22 18時30分~20時10分 7
平成20年9月19日(金曜日) 恵み野会館 16 18時30分~20時 4
平成20年9月20日(土曜日) 和光会館 31 18時30分~20時 5
平成20年9月22日(月曜日) 東恵庭会館 5 18時30分~19時40分 3
平成20年9月25日(木曜日) 恵み野会館 24 18時30分~20時10分 6
合計 16 502   98

広報「えにわ」焦点!家庭ごみ有料化を考えよう「市民懇談会を開催」

平成20年10月

恵庭市循環型社会形成推進施策策定

家庭ごみ有料化についての基本的考え方策定

平成20年11月

家庭ごみ有料化実施計画策定

恵庭市公共料金等審議会へ諮問

「家庭ごみ有料化について」審議

平成21年12月

公共料金審議会より「家庭ごみ有料化は、ごみの分別意識の向上やリサイクルの促進が図られ、環境への負荷の軽減につながるものでなければならない観点から近隣市の状況や受益者負担のあり方を含め、総合的に判断した結果、止むを得ないものとする」との答申を受ける。

平成21年1月~11月

家庭ごみ有料化市民説明会開催(市内63町内会単位を基本として開催)

以降11月まで92回開催3,569名参加(出前講座随時受付開催)

情報誌「ちゃんと」広報「家庭ごみ有料化市民説明会日程について」

平成21年3月

家庭廃棄物処理手数料条例改正(案)

上程3月25日原案どおり可決

平成21年5月

広報「えにわ」焦点!平成22年4月からはじまります。「家庭ごみ有料化」

平成21年7月

ごみ減量・リサイクル推進キャラクター公募(市内4年生以上小学生対象)

有料指定ごみ袋外装袋広告掲載募集

平成21年9月

有料指定ごみ袋等取扱店募集

ごみ減量リサイクル推進キャラクター「クリーンちゃん」決定(応募総数397点)

平成22年1月~3月

家庭ごみ有料化市民説明会開催(市内63町内会単位を基本として開催)

1月~3月まで86回開催3,684名参加(出前講座随時受付開催)

市民懇談会及び市民説明会合計194回開催7,935名参加

平成21年12月

ごみ分別事典広告掲載募集

情報誌「ecoる」創刊

平成22年1月

広報「えにわ」焦点!平成22年4月から「家庭ごみ有料化が始まります」

啓発DVD「実感して実行しよう。恵庭のごみ減量リサイクル大作戦」作製・貸出開始

平成22年2月

情報誌「ecoる」第2号発刊

平成22年3月

(注意)家庭ごみ有料化実施にあたって広報「えにわ」特集!「家庭ごみ有料化」いま一度ポイントを確認しましょう

情報誌「ちゃんと」広報「恵庭市からのお知らせ4月1日から家庭ごみ有料化がスタートします。ごみの出し方・分け方」

FM「e-niwa」広報「平成22年度4月からの家庭ごみ有料化について」

有料指定ごみ袋等販売開始

有料化3点セット全戸配布(ごみ分別事典・ごみ、リサイクル収集カレンダー・有料指定ごみ袋等試供品)

(注意)家庭ごみ有料化と併せて実施する施策

恵庭市環境美化等推進員登録制度施行

集合住宅ごみ等優良保管場所認定制度施行

ボランティア袋取扱要綱制定

お店に返すリサイクル推進・啓発

平成22年4月

家庭ごみ有料化実施(4月1日)

早朝巡回パトロール実施

関連情報

このページに関するお問い合わせ先

生活環境部 廃棄物管理課

電話 :0123-33-3131(内線:1131・1132)
ファックス :0123-33-3137
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