行革推進委員会-平成26年11月26日
平成26年度第1回恵庭市行政改革推進委員会会議録(概要)
1 日時
平成26年11月26日(水曜日) 14時~16時30分
2 会場
市民会館2階 リハーサル室(B)
3 出席者
- 委員長(銅道委員)、委員(真藤、宮、佐藤、林、雪下、結城、五宝)、欠席委員(佐々木、藤井)(注意)敬称略
- 事務局(企画振興部長後藤、企画振興部次長林、企画・広報課佐々木・瀬川)
4 議題
- 第5次行政改革推進計画進行状況について
- 平成26年度事務事業評価実施結果について
(注意)資料は別添のとおり
5 主な質疑応答
冒頭
委員
- 前回の会議(平成26年1月)から相当の期間が空いている。当初からこれだけの時間がかかる予定だったのか。
- この会議の中で議論したことが次の行革にどう活かされているのか見えないところがある。次の会合のときに議論した内容がどういうふうに活かされたのかということを聞かせていただきたい。
事務局
- 時間が空いたことはお詫びする。理由としては、本日の議題2が重要な内容を含んでおり、結論を導き出すまで庁内で相当の時間を要したことによる。
- 今回の事務事業評価については、予算にどのように反映したか、次回の会議で報告できる形をとりたい。
委員
- これだけ時間が空く、ということは委員としても不安を感ずる。遅延しているのであればそれなりの連絡があってもよいのではないか。
事務局
- いままで不定期の開催だったと思う。定期的な開催について検討させていただきたい。
議題1に関して
委員
- (7:人事制度基本計画の推進 職員研修の充実について)ここに示されている受講者の数が極端に少ない。研修は基本的に職員全員を対象とすべきである。
事務局
- 職員研修はいろんな形態がある。できるだけ全職員を対象とするものもあれば、特定の職種を対象としているものもあり、参加者数の多い・少ないというモノサシでははかれない部分もあるが、コストをなるべくかけない形で、職員の能力向上のための研修プログラムを用意し、できるだけ受けさせるよう取り組んでいきたい。
委員
- 「成果指標」が空欄のところがある。空白になっていると達成率がわからないから、我々としても判断のしようがない。
事務局
- 資料の作り方に不手際があり、申し訳ない。きちんと整理したい。
委員
- (7:人事制度基本計画の推進 職員研修の充実について)女性リーダー研修について記載されているが、管理職になるまで育てるような研修プログラムにしていただきたい。
- お金をかけて研修させる成果はどうなっているか知りたい。
- 予算の中で人件費が相当の割合を示していると思うが、再任用職員は現職の職員と比較してどの程度の給与の違いがあるのか。
事務局
- 女性リーダー研修については、近年取り組みを始めたものであり、これからも取り組みを進めていく。なお、女性の役職者の割合は増えてきている。
- 研修の成果を図る方法としては、管理職に昇任するための研修受講を義務付けるなど、近々導入する人事評価制度により行うことを人事サイドで検討しているようである。
- 役職付の職員の場合、再任用職員の給与の額は現職の職員と比較して6割程度となっている。
委員
- (7:人事制度基本計画の推進 職員研修の充実について)研修に全員行くのは難しいにしても、研修に行った職員がまわりの職員に伝達する、伝達講習、というような取り組みはしているのか。
事務局
- 全ての研修でできてはいないが、研修の一つとして他の自治体の先進事例を勉強するというものがあり、それについては、職場内での報告会や市長・副市長の前で報告する、という取り組みを実施している。
委員
- (女性リーダー研修に関連して)女性が働く土壌や雰囲気づくりが必要。まず役所が女性の働きやすい環境づくりを始めてはどうか。
事務局
- 女性リーダー研修は、女性職員の意識改革も目的としている。最近は女性の係長職も増えてきていることから、もう少し長い目で見ていただければ、と思う。
委員
- (7:人事制度基本計画の推進 職員研修の充実について)他のところでは、自ら経費を出して研修に行っている人もいる。市役所職員にもそれぐらいの気概があっても良いのではないか。
事務局
- 自ら費用を出して研修に行っている職員はいる。導入予定の人事評価制度においてそこまで考慮には入れていないが、評価しようという動きはある。
委員
- 資料の作り方や横文字に対する解説など、引継ぎが十分なされてない。
- (女性管理職の登用の関連で)恵庭市は何歳から係長になるという基準はあるのか、また、その基準を撤廃する考えはあるのか。
事務局
- 引継ぎの問題についてはお詫びするとともに、すぐに改善する。
- 係長職の昇任年齢については、早い者で33歳という者もいる。ある程度の経験は必要であるが、年功序列にこだわるものでない。
委員
- 市の職員にコンプライアンス(法令順守)は共有されているか。
事務局
- 事務処理のミスなどについては議会に報告するとともに、職員に周知している。
委員
- 市職員の男性の育児休業の取得状況はどうか。ある意味無理強いするくらいでないと浸透しないと思うが。
事務局
- 実績としては平成24年に男性職員が1週間取得した、というのはある。必ず取得するよう強制することも必要では、との議論は内部で行ったことはある。
委員
- (職員の仕事へのあり方について)職員は市民から見られている、ただ単に仕事をこなせばいい、という仕事のやり方では市民は納得しない。多角的なものの見方が必要であり、それを目指すための研修であってほしい。
事務局
- 職員に対してはそのような姿勢で職務にあたるよう指示はしているが、徹底されてはいない。民間企業で当たり前のように行っている職務査定が給与に反映されるという「人事評価制度」を導入することとしている。
議題2に関して
委員
- (調書番号23,24の事業に関して)助成の廃止とか縮小は、もういたしかたないとも思うが、ただ単に縮小や廃止する、というのではなく、本当に必要な人に対しては、別な形でもサポートをすべきであると思う。
事務局
- 助成の必要性やあり方については一定程度の議論はさせていただいている。縮小や廃止にあたっては、十分な説明を行っていきたい。
委員
- 評価調書の項目別評価の「3必要性」が空欄となっている事業が半数以上ある。次回の評価にあたっては、ニーズ把握について適切に行っていただきたい。
委員
- 平成24年と平成25年の評価と今年度の評価の比較がない。前年度や前々年度に評価した内容の経緯がわからない。
事務局
- 今回は今年度の評価のみ提示したが、次回は前年度や前々年度評価した後にどのように対処したか、提示させていただきたい。
委員
- (調書番号1の広報誌配布事業に関して)広報の折込物の手数料は徴収すべきである。
事務局
- 広報誌については、折込物の多さや、紙面内のタウン情報のページ数増、さらには広報誌配布など、様々な問題がある。改善に向けて内部で検討していきたい。
委員
- (調書番号13の道央産業振興財団運営費負担事業に関して)人を派遣してないのに補助を出しているのはなぜか
事務局
- 道央産業振興財団は、北海道、苫小牧市、千歳市、安平町と本市で出資して設立した財団。当初は本市から職員を派遣していたが、派遣職員人件費分として補助を行っている。当該財団は地域内企業の新技術開発のための補助等を行う団体であるが、過去において市内の企業への助成実績はあるものの、そのあり方について議論はなされている。市としては、市内企業の相談業務など、新たな事業を財団に行っていただくことを考えている。
委員
- (調書番号5のエネルギー対策事業に関して)メガソーラーについては電力会社が買い取り制限を行っているようだが、市のほうで何か見解はあるか。
- (調書番号8の市営牧場管理事業に関して)8年くらい前に見た小学校の副読本「のびゆく恵庭」では牛についての記述がなかったと記憶している。まちの産業として、そこにも気を配るべき。
- (調書番号34の英語教育地域人材活用事業に関して)説明では地域の方々の協力があるからALTは縮減の方向で、とあったが、生の英語を教えてもらうことが大事であり、縮小となると時代の流れとは違うのでは。
事務局
- メガソーラー自体は民間企業が運営しているが、買取拒否にあったとは聞いていない。市の環境施策としては、ソーラーやペレットストーブの助成等を行っており、市民にこのような形で協力を願っている。
- 市営牧場は、良質の乳がでるように2歳から3歳の牛の大事な時期に預かるという事業であり、極めて有効な施設と考えている。副読本の件は存じていなかったが、載せる状況であれば載せたいと思う。
- ここでの評価は、ALTの採用を減らす、ということでなく、ALTの質や稼働率を高めることで、地域で活動していただいている日本人の方の経費を縮小させようとするもの。
委員
- (英語教育に関連して)イギリスでは5歳児から小学校に通っており、ドイツ語とかフランス語とかの語学教育も行っている。日本は遅れていると感じている。ブックスタートを他に先駆けて実施したように、英語教育も恵庭市が先駆的に取り組めないか、と感じている。
委員
- (英語教育に関連して)以前幼稚園にいたときに、年中と年長の園児に対して、外国人を呼んで英語教育を実施していた。英語は耳から入る学問である以上、英語教育は年齢が低ければ低いほどよい、と思っている。
委員
- (調書番号6の有害鳥獣等駆除事業に関して)コメントの欄で「職員の体制が」という書き方をしているのはどうか。
- (調書番号35の教員住宅管理事業に関して)これについては即時に取り組んでいただきたい。
- 事務の引継ぎがされていない、ということを言うだけでなく、委員の意見を次に生かしていただきたい。
事務局
- 内容を再度精査したい。
- 教員住宅については今後何年かで統廃合する、ということで進めている。
- 引継ぎの問題については申し訳ない。
委員
- 改修中の恵明中学校の桜の木を伐採したり、市営住宅に緑がない。恵庭は「緑と花のまち」とうたっておきながら、市としての統合性や横の連携がなっていないのではないか。
事務局
- 木の伐採の問題については、様々な意見があり、対応が難しい面がある。
ダウンロード
議題2資料 評価調書No.01~10 (PDFファイル: 4.6MB)
議題2資料 評価調書No.11~20 (PDFファイル: 2.8MB)
企画振興部 企画課
電話 :0123-33-3131(内線:2341)
ファックス :0123-33-3137
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更新日:2019年06月12日