恵庭市人口ビジョン2017を公表します

 平成27年10月に策定した「恵庭市人口ビジョン」については、平成22年国勢調査を基本とし、各項目には平成26年までの各種統計調査の実績値を掲載していました。

 策定から2年が経過し、平成27年国勢調査結果の一部が公表されたことから、その結果を反映させるとともに、平成27年と28年の実績値を各項目に追加しました。

 その結果、本市の人口の将来展望について社会保障人口問題研究所の人口移動推計と比較して、想定人数よりも増加することが見込まれるため、人口ビジョンデータを更新することとしました。

1．恵庭市の人口等の現状分析

1. 社会動態や人口に係わる指標
    平成27年～平成31年の純移動数（「転入者数－転出者数」）の累計数値目標を624人としましたが、実績として平成27年で296人、平成28年で321人、平成29年では11月末日現在で438人であり、合計1,055人となっています。また、本市の人口推計では平成27年にピークを迎える想定となっていましたが、平成29年10月の実績が過去最大人数となっています。
    現在進めている「松園地区住宅団地整備事業」や市街化区域内の宅地化、移住施策等の取組み状況を総合的に勘案し、平成32年にピークを迎える推計に変更することが妥当と考えました。
2. 人口動態
    合計特殊出生率については、平成27年の実績が1.29であり、平成31年の目標である1.41までには乖離があります。
    しかしながら、保育園の定員拡大等の子育て支援施策の成果として女性の就業率が向上しています。（恵庭市人口ビジョン2017 17ページ参照）

2．恵庭市の人口推計

  現行では、人口ピークを平成27年の69,858人とし、平成32年には69,588人に減少すると推計していましたが、平成32年をピークとして人口が70,000人に達し、その後漸減することとして推計を変更しました。（恵庭市人口ビジョン2017 31ページ、32ページ、33ページ参照）

本編については下記よりダウンロードしご覧ください