恵庭市教育委員会教育長からのメッセージ(マスクの着用について)
新型コロナウイルス感染症の発生から2年以上が経過していますが、現在、恵庭市の小中学校では、手洗いや換気などの基本的な感染症対策に加え、感染拡大リスクが高い「3つの密」を避ける、身体的距離を確保するといった感染症対策を徹底しながら、学校教育活動を進めております。
また、児童生徒用タブレットパソコンの導入により、整備済みの学年については家庭に持ち帰り、学級閉鎖時にはオンライン学習を行うなど、保護者の皆様のご協力をいただきながら、児童生徒の学びを保障する取組を進めているところであります。
ここで、児童生徒のマスク着用に対する恵庭市教育委員会の考え方についてお知らせします。
学校教育活動においては、感染拡大防止の観点から、基本的な感染症対策として、身体的距離が十分に確保できないときは、児童生徒にマスクを「着用する」よう指導しておりますが、十分な身体的距離が確保できる場合や、熱中症などの健康被害が発生するおそれがある場合、また体育の授業などでは、マスクの着用は「必要ない」としております。
さらには登下校時においても、熱中症のおそれがあり、人と十分な距離を確保できる場合には、マスクを外すよう指導しております。
また、マスクの着用については、さまざまな事情により「マスクを着用できない子」、「マスクを着用しない子」、さらには「マスクの着用を希望する子」、「マスクを外すことのできない子」が、それぞれいると考えております。
このことは、児童生徒や教職員はもちろん、保護者や地域の皆様にもご理解いただくべき内容であるとともに、マスク着用の有無が「いじめ」や「差別」につながらないよう、恵庭市教育委員会としましても、学校と連携し対応してまいります。
今後も、児童生徒の健康を守ることを第一に考え、感染症対策を徹底しながら学校教育活動を進めてまいりますので、引き続き、保護者や地域の皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
令和4年7月6日
恵庭市教育委員会教育長 岩渕隆
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更新日:2022年07月06日